かかりつけ薬剤師に期待している厚労省に提案です



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厚労省


厚生労働省保険局医療課の中山智紀薬剤管理官は7月28日、本紙のインタビューに応じ、「患者がかかりつけ薬剤師・薬局のメリットを実感できるような調剤報酬を目指していきたい」との抱負を語った。

かかりつけ「あくまでも手段」‐中山薬剤管理官「患者本位・地域貢献が大切に」




どうも厚労省の方々は

「社運を賭けた一大企画」

と言わんばかりに

かかりつけ薬剤師を推していますが

1つ提案があります。






たまには現場にじっくり足を運ばれたらどうでしょう。




この企画に現場の薬剤師も

・これは素晴らしい企画。全力を持って取り掛かる
・良く分からないけど給料上がるからがんばる
・賛同できないけど給料上がるなら仕方ない
・賛同できないから給料上がらなくてもいい

というそれぞれ違うベクトルを向いています。



「かかりつけ薬剤師になることが目的になってはいけない。あくまで手段だ」

と叫ぶお偉い方も

2・3番目の社員が多い事に

さすがに気付いていらっしゃるのではないでしょうか。



かかりつけ薬剤師になる事は手段であろうが目的であろうが

「給料が上がるためなら背に腹は代えられない」という考えは

決して少なくありません。



そもそもかかりつけ薬剤師は初っ端に

「地域活動問題」が勃発しました。

地域活動とは何をすればいいのか?

あの地域はこれで許可をもらえたがこの地域ではだめだった。

学校薬剤師は必須なのか?などなど。



しばらくその話題で持ちきりになり

疑義解釈その3でいったん収束しましたが

個人的には問題はもっと本質的な所にあると思っています。


そもそもかかりつけ薬剤師は

「薬の一元管理」

を最重要課題としていたはずです。


それなのに患者さんが結局2件も3件も薬局を利用するケースや

1つの病院しか行っていない患者さんにもかかりつけ薬剤師を算定できるなど

本当はその辺の制度の仕組みをしっかり整備するべきだと思うんです。


「同意を貰った後の事は知らない。患者さんの意思なので。」

というのはおかしい話しです。


しかし、なんかんだで4月を迎え

地域活動に翻弄されて本質的な問題はそのまま流れてしまいました。

今度はいかに早く認定薬剤師になるかが課題です。


「かかりつけ薬剤師には賛同しかねるけどお金をもらうため」

という本音がある所が多い以上そんな事はどうでもいいのでしょうか。



しかしそうやって性善説で決められた制度を逆手に取り

かかりつけ薬剤師の同意をアンケートで取ろうとしたり

同意の取りやすい自己負担金ゼロの人ばかり算定するのが現状。


そして歩いた後は草1本も残さないのが大手チェーンなわけで

それをいくら厚労省の方が

「かかりつけ薬剤師指導料は形式的ではなく、いかに魂を込めて取り組めるかということではないか」

とぬるま湯に浸りきった事をおっしゃっても効果はどれくらいあるのでしょう。

きっと記憶にも残らないと思います。



かかりつけ薬剤師・薬局については、効果を検証することになっているが
検証のポイントとして、「患者満足度」を挙げた。


という事みたいです。

もしかかりつけ薬剤師が素晴らしい制度で

患者さんの満足度が高ければ

かかりつけ薬剤師指導料70点。

これは医療費が右肩上がりの中でも

患者さんから「これは素晴らしい」という賛同を得られた結果であり

市民権を得たならば問題ないと思います。

しかし個人的にははっきり言って医療費の無駄遣いと思っています。



もちろん中にはかかりつけ薬剤師があって助かる患者さんもいるわけですが

自己負担を除いて残りの7-10割は保険料や税金から出ているんです。

「かかりつけ薬剤師は患者さんの負担が増えてしまいます」と

あたかも全額患者さんの懐から出ているように言いますが

個人の負担でこの制度が成り立つわけではありません。

個人の負担はたった0-3割です。


かかりつけ薬剤師の同意を貰う際には

自己負担額が増える事を伝えなければなりませんが

本当は自己負担金以外にトータルでコストがいくらかかるかを

患者さん1人1人が知るべきだと思います。

舛添前都知事のファーストクラス出張よりはるかに大切な問題です。


そもそもかかりつけ薬剤師は全額自己負担にすればいい。

いわばチップの様な形で各々の薬局が設定すればいいんです。

こんな事に余計に国のお金を費やす必要はありません。


そして中には

「うちはかかりつけ薬剤師で対応しますが、お金はもらいませんよ」

という差別化を図るのもアリだと思います。



しかし経営的に厳しい所が多いのも事実で

折れるしかない薬局も少なくないでしょう。



ただ、「算定しないもの負け」「時代の流れに逆らうと生きていけない」

みたいな今の状況はどうなんですかね。



そうなると結局形だけで

「国の方針に従って点数をきっちり算定している大手が正しい」

みたいな風潮を助長するだけの様な気がします。



とにかく世の中には5万7千件の薬局があり

コンビニよりも簡単に見つかるはずなので

ぜひ厚労省の方々は一度最寄りの薬局に足を運ばれてはいかがでしょうか。


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こんばんは。お初に投稿します。

病薬から薬局薬剤師に転職して、
一から頑張ろうと考えている私にとっては耳が痛い話です。

只々、この状況の本質的な改善を望みます。
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