無資格調剤は即刻ゼロへ



にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
   



無資格調剤


昨年話題になりました無資格調剤。

これは

「ファーマライズホールディングス」が事務員に無資格調剤をさせたとして

厚労省が2015年6月25日に

「当該事案を含め、少なくとも軟膏剤、水剤、散剤等の医薬品を薬剤師以外が直接計量・混合する行為は、たとえ薬剤師による途中の確認行為があったとしても医薬品医療機器等法の違反につながる行為」


という通知を行いました。



その後全国の薬局でどのような動きがあったか分かりませんが

「おそらく」大手調剤はさすがに対応した事でしょう。

ただ、「おそらく」依然として多くの薬局で無資格調剤があるのではないでしょうか。

これはやはり放置できない問題です。


個人的には問題だと思う大きく2つの理由があります。


まず1つ目ですが、おそらく今後

無資格調剤バッシング

起こると思います。


と言うのも

「お薬手帳を忘れたら3割負担で40円高くなる」

という時代なので

薬局の事務がパッと取った軟膏1つで

調剤料10点というのはいずれ問題視されると思います。
(調剤料が10点が適切か否かはとりあえず置いておきます)


そして仮に全国的に無資格調剤が問題視されるとします。

すると色んな議論が挙がると思います。

これに便乗して「テクニシャン導入」という案も挙がるかもしれません。

そうなると対抗しますよね。



我らが薬剤師会が。



薬剤師の職能を狭める行為であると。



しかしそんな薬剤師会が

「薬剤師以外が調剤するのはけしからん」

なんて言えますか?

説得力のかけらもありません。



さらにもう1点無資格調剤で問題になるのは

色んな人が被害を被る点です。


仮に事務員が調剤をしている薬局が

無資格調剤の薬局として罰されたとします。

ただおそらく事務員は指示を受けただけで罰されることはないでしょう。

じゃあ

「無資格調剤を指示した薬局の経営者や管理薬剤師のみが罰されるのでOK」

という話では当然ありませんよね。


その薬局が長期の業務停止処分を受ければ

そこで働く事ができなくなるわけですし

薬局に来ていた患者さんも迷惑を被る事になります。





ただ、そもそもダメと言われている無資格調剤に関して

ダメと思う理由も何もありませんが

現時点で薬剤師以外が調剤を行う薬局は

「おそらく」そこそこあるでしょう。



調剤業務をすべて薬剤師にやらせたら負担が大きすぎるし

周りも無資格調剤の薬局がたくさんあり

なにより罰される可能性は極端に低いので人件費を考えたら

「無資格調剤やったもん勝ち」

なんていう考えは即刻変えなければななりません。



今では調剤業務を補助する機械も発達し

設備投資をする手段だってあります。

薬剤師が足りないなら新たに人員を増やしてもいいです。

それでも薬剤師が来ないのは薬局の自己責任。

無資格調剤を許す理由には全くなりません。



実際に昨年の無資格調剤問題の時も

薬剤師会の山本会長は

「薬剤師は医療の担い手の一員として、薬局は医療提供施設として、国民に対して適切な薬物療法を安全に提供するという責務を負っており、無資格者による調剤や服薬指導が行われているとすれば、薬剤師の存在をも否定されることになると受け止めなければならない」

と言っています。




しかしこの無資格調剤問題。


少し風化している気がしませんか?




この意見に賛同する方はクリックをお願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク

4

follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

black black

Author:black black
薬局・病院・医療業界など薬剤師を取り巻く業界の最新ニュースをお届けします。

ランキング
最新記事
ネット検索ならベスト
フォントが小さく情報が多い
時給4000円以上ならココ
ランキング
PVアクセスランキング にほんブログ村
来客数
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示