話題の薬局の詐欺事件について



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ザイボックス


調剤報酬約1430万円を詐取したとして、大阪府警生活環境課は25日、大阪市住吉区の「のぞみ薬局」経営、原田実(65)=堺市堺区=と同薬局営業部長の東野晴之(57)=奈良県葛城市=の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
大阪の薬局経営者ら逮捕 調剤報酬1430万円詐取


この事件ですが

漢方に関しては処方通りに服用すると65年分

そして抗生剤は1錠1300円を560錠分処方されています。


最初このニュースを見た時に

「いろんな病院を駆け巡って処方箋をかき集めるのも大変だったろう」

と思って見ていたのですがよく見てみると


奈良県内の二つの病院に計24回通院


って書いてありました。


これ、大分病院の方も問題ありますよね。


特に気になるのが抗生剤の方。

「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染した」などと偽り

価格が1錠当たり13000円ぐらいなので

おそらくザイボックス錠に間違いないと思いますが

この薬は本来MRSAに使用する抗生剤。

それを新規の患者に培養などの検査もせずに

薬剤師だからと言って処方する事はかなり問題があると思います。



仮に検査をして陰性だった場合に(当然陰性ですが)

2回目以降もまた処方するというのは極めておかしい。

しかも2012年12月〜15年2月という期間らしいので

560錠つまり280日分を2つの病院で均等に処方してもらったとしたら

1つの病院あたり、2年ちょっとの期間で140日分の処方をした事になります。

これだけの期間で抗生剤を処方するのは

これはひょっとしたら病院の方も何かしら関わりがあるのかもしれません。

それにしてもよく突合で切られなかったですね。



そしてこの事件を受けて思う事が

やはりICTなどを活用して

薬局と病院間の情報共有をもっと進める必要があります。


今回はどうにもならない薬局が絡んでいるので全く参考にはなりませんが

中には本当に悪気はなく、今回の様なケースが起きている可能性があります。


今回のニュースほど極端な事はありないとしても

小さいスケールで適応菌種の間違いや投与量の間違い

そして抗生剤の長期処方や重複投与など起こっているはずです。

場合によっては患者さんの健康被害にも影響を及ぼしているケースもあるでしょう。


それらを改善するためにも

やはり薬局と病院間の情報共有というのは必須だと思うんです。





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