後発品変更不可のチェックは不要



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後発品変更不可


医師が院外処方箋に記載する処方薬の変更不可指定によって、2014年度に日本全体で推計約4800億円の経済的機会損失があったことを、横井正之氏(パスカル薬局)らの研究グループがカナダの電子版学術雑誌「Canadian Open Public Health Journal」で発表した。
先発品の「変更不可」指定で4800億円の機会損失-解消で後発品促進に効果か




先発品の変更不可による差額を

約4800億円の経済的機会損失と言っちゃうところが

すごく攻めた研究ですね。


まあ仮に変更不可のチェックが外れたところで

やはり一定数の患者さんは先発品を選びます。



ただ選ぶのは患者さんであって

医師側に選択権を持たせるべきかと言えば

変更理由をちょろっと書くぐらいでは今後相当厳しくなってくるでしょう。




これまでの時代がほぼ先発品ありきの医療だったので

「ジェネリックにするとお薬代が安くなる」

という風に広まっていきましたが

ジェネリック80%の達成年度である2020年度を目安に

「薬はジェネリックが基本」

という流れになっていくでしょう。


ただ医師側にはどうしてもジェネリックを使いたくない人がいます。
(もちろん薬剤師の中でも否定的な人もいるでしょう)

しっかりしたエビデンスに基づいているのか

たんに安かろう悪かろうの精神なのかわかりませんが

どんなに医療費の事を挙げても納得しない人は必ずいます。

日本の経済的機会損失と言われてもびくともしない人がいます。

患者さんにとっても

急に「選べ」と言われて困る人もいるでしょう。

医師が勧める薬が一番いいに決まっていると考える患者さんも多いはず。



ではもしどんな理由でも

先発品を選んだ場合はその差額が全額自己負担だったらどうでしょう。

今のように3割負担の人が3割負担でなくなったらどうでしょう。


患者さんはそれでも「権利」は必要ないのでしょうか。

医師に一任するのでしょうか。



もしそのような時代が来たら

患者さんももっと自分の薬や医療費に関心を持つと思うんですよね。


そしてジェネリックに否定的な医師も

患者さんとしっかりインフォームドコンセントをして

一般名で処方を書く。

そして患者さんもさらに薬局で薬剤師と相談して

本当に先発品でないといけないのか判断する。

そんな時代になるべきでしょう。







まあ先の事はとりあえず置いて

まずは処方箋に書くテンプレートの変更不可理由はやめましょう。



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