薬の費用対効果導入。査定されるのは薬だけ?



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オプジーボ



厚生労働省は今年度から、保険適用する医薬品や医療機器の価格算定方法に、価格と効果が見合っているかを厳しく査定する「費用対効果」の視点を導入する
薬の費用対効果を査定へ…中医協、医療費抑制狙う





医療保険財政の破綻を懸念し

効果が費用に見合っているかを査定する制度が導入されます。

ソバルディをはじめオプジーボの価格が大分問題視されていますからね。

薬価を下げるためにはそれなりの「理由」をつける必要はあるでしょう。



既存製品と比べた価格差と、延命日数や生活の質の改善などの効果の差を分析して、費用対効果の良しあしを査定し、価格改定に反映させる。



と、場合によっては大幅に価格が見直される可能性もあるでしょう。



しかしこういうニュースを見て思うんですが

日本って本当に素晴らしい保険制度なんだなあとつくづく思います。


仮に肺がんでオプジーボを使用したとして

年間約3500万円かかったとしても

自己負担は高額療養費制度が適応されて

月々10万円前後の自己負担で済みます。

当然ですが生活保護の人ならば自己負担ゼロ円です。


もちろん月10万円が安いなんて思っていませんが

月の支払いが本来300万円の所が10万円で済むと考えたら

かなり安いと思います。





ただ思うんです。

薬の費用対効果で薬により適切な値段が付くのは良い事だと思うんですが

それに加えて「治療を受ける側」も適切かどうか吟味する必要もあるんじゃないかと。




例えば仮に

毎日タバコも吸うことなく

会社での健康診断もしっかり行い

食事や運動などにもある程度気を使っている人が

「不幸にも」病気になってしまい

高額な医療を受ける必要があったとします。



一方で

普段からタバコを1日何箱も吸い

生活習慣もいい加減。

挙句の果てには健康診断も受けない様な人が病気になった時

それは「不幸にも」病気になったと言えるのでしょうか。

そして

一律に高額な医療を破格の値段で受ける権利はあるのでしょうか。
(まああるから問題なんですが)



これが民間の生命保険なんかであれば

禁煙している人ならば保険料が下がったりする会社もあるのに

今の保険制度の中では

その人のバックグラウンドは一切考慮されずに

一律に医療の恩恵を受けれる今の状況は

そろそろ限界にきつつあると思います。


言い換えるならば

一律に受けれる医療を守るために

医療を受ける方も変わる必要があるでしょう。

ただ、はっきり言ってマインドでどうにかなるものでもないため


それならば


ある程度の自己責任は生じて当然だと思います。







今回のこの費用対効果の導入。

これは言ってみれば

「あなたはオプジーボを使いますか?月に100万円ぐらいかかりますが」

という質問に国が答えているイメージですが

問いかけるべき相手は

医療を受ける国民側であってもいいはず。

そうでないと十分な医療を受けれない状況すら一律に起きてしまうでしょう。



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