電子お薬手帳を導入している薬局はかかりつけの推進を!!



にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
   

今年の4月から電子処方箋が解禁になりましたが

保険点数算定可能の市民権を得た電子お薬手帳の方は

まだまだ問題が多そうです。


 日本病院薬剤師会は、2016年度診療報酬改定で紙の手帳と同等の機能を有していれば保険点数が算定可能となった「電子版お薬手帳」について、あらかじめ口頭などで患者の同意を得た上で、対面下で閲覧するよう会員に注意喚起した。
【日病薬】患者との対面下で閲覧を‐“電子手帳”の対応で注意喚起

smp_mock0916.jpg


電子お薬手帳を患者さんが持ってきても

それを閲覧することができない場合は

薬剤服用歴管理指導料が算定できないという

かなりバカげたルールとなったのは

少なくとも現時点では電子お薬手帳の制度自体に否定的なのでしょう。



それにしても今回のニュースを見て

「管理指導料が取れない状況を回避するために注意喚起を行った」

と思ったんですが

それにしてはなぜ日病薬なのかと疑問が残ります。

入院患者さんの服用歴を確認するためのプライバシー配慮および

それに伴う閲覧拒否を防ぐためでしょうか。



とにかく話しを電子お薬手帳に戻させてもらいますが

そもそも利便性をはかるためにお薬手帳を電子化したのに

患者さんがスマホを持ってきて

薬局側がそれを閲覧→転記という構図にかなり違和感を感じます。

何が電子化だっていう話です。

まあ一番の元凶は

他の薬局と差別化をはかるために

独自の電子お薬手帳を導入して

患者さんの囲い込みを行った薬局たちに他ならないんですが

そうするならば同時にかかりつけ薬局も説明しないと

患者さんがあちこちの薬局で使えない電子お薬手帳を利用してしまう

今の状況を引き起こしてしまいます。

囲むならしっかり囲んで欲しいものです。



もういっそのこと電子処方箋のように

サーバーにアクセスすることで

お薬手帳の情報(服用歴)も閲覧できるようにするのが手っ取り早く

手帳の持参云々という問題は解決できるのではないでしょうか。

実際に患者さんの情報がすべて電子化・共有されるとなると

既往歴や服用歴なども共有され

もはやお薬手帳自体不要のものとなります。


まあその時代もそんな先の話ではないと思いますが

とりあえず目先の解決策として

独自の電子お薬手帳を導入しているところは

かかりつけの普及に努めること。

患者さんのスマホに入っている電子お薬手帳が

自分の薬局では読み込めないものだった時は

閲覧をお願いし、断られるときは紙の手帳を渡しましょう。




それにしてもお薬手帳は薬を把握するツールとして生まれたもので

まさかお薬手帳によって管理指導料の点数が変わったり

電子化されて様々な問題が浮上したり

ここまで進化するなんて思ってもみなかったことでしょう。

しかしお薬手帳の活用が一向にスマートにならずに

制度だけがどんどんややこしくなっているのも皮肉なもんです。



まあややこしくしているのは100%人間の方なんですが。

この意見に賛同する方はクリックをお願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク

4

follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

black black

Author:black black
薬局・病院・医療業界など薬剤師を取り巻く業界の最新ニュースをお届けします。

ランキング
最新記事
ネット検索ならベスト
フォントが小さく情報が多い
時給4000円以上ならココ
ランキング
PVアクセスランキング にほんブログ村
来客数
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示