納得いかない特例再算定



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日本製薬団体連合会の野木森雅郁会長(アステラス製薬会長)は、薬事日報のインタビューに応じ、4月から実施される2016年度薬価制度改革について、「製薬業界にとって厳しい改定となった」と総括した。



特例再算定とは

年間販売額が1000億円を超え1500億円以下、かつ予想販売額の1.5倍以上の場合(最大25%の引き下げ)
年間販売額が1500億円を超え、かつ予想販売額の1.3倍以上の場合(最大50%の引下げ)―が該当。


という制度。

「プラビックス」「ソバルディ」「ハーボニー」「アバスチン」

の4成分6品目が今回の改定で該当し

大幅な薬価値下げが余儀なくされます。





「薬が売れる」という事は言ってみれば

それだけ世の中に貢献しているという事(絶対とは言いませんが)。

しかしそれを「売れた」からと言って

無条件に薬価を極端に引き下げられる製薬会社にとっては

納得がいかないのもわかります。



製薬会社にとって特例再算定は怒り心頭です。

「イノベーションの評価という視点からは大きくかけ離れている予見性を損なうルール変更であり、強く反対したい」

「ルールが定められているから将来のビジネスを見通すことができるのであって、製品上市後に急にルールを変えられたら、われわれのビジネスは成り立たない」



という主張もわかります。



一方で薬価を引き下げるのは医療費高騰を抑え

国民皆保険の維持のためだったり

イノベーションの評価は新薬創出等加算(一定の条件下なら薬価が下がらない)

で評価しているという主張も納得がいきます。




個人的な意見だと

開発に莫大な時間とお金を費やして売れた薬も結果論


ひょっとしたら一円の価値も生まない可能性もあります。

それを売り上げだけで評価し

薬が医療に与えた評価がされない事には違和感があります。

良いもの、人の役に立つものが売れて

適切な利益を得るのは当然の事です。


一方、もし自分がC型肝炎を患ったとします。

その時ソバルディの服用で

トータル薬の費用が546万円かかったとしても

今の日本だと

月に1-2万の自己負担で済んでしまう医療費助成があります。

これは非常にありがたい事でもあり

もし医療費の助成や皆保険制度がなかったら

とても自費で治療を行う事は難しいでしょう。

そもそもソバルディの莫大な売り上げもなかったかもしれません。





国民の健康は国の助成だったり国民皆保険という

膨れ上がる医療費の上成り立っているため

それをなんとか維持する事。

そして製薬会社に対する適切な評価も踏まえ

診療・支払い側との

適切な落としどころを探っていくべきでしょう。








結局どっちつかずの意見になりましたが


間違いなく言える事は



混合診療の解禁はまずいという事です。


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