処方箋40枚に思う事



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日本保険薬局協会(NPhA)は、在宅に関する情報を中心とした2015年度会員管理薬剤師アンケート報告書」をまとめた。

在宅での薬剤師機能発揮、半数超が「できていない」‐NPhA調査 日本保険薬局協会


この中で気になった事をひとつ。


現行の薬剤師配置基準(処方箋40枚あたり1人配置)については、「現行で問題ない」が42.1%、「制限枚数を減らすべき」が35.1%、「撤廃すべき」が17.0%、「制限枚数を増やすべき」が5.8%となった。




薬剤師の職能が広がり

ひと昔と比べると

薬剤師が行うべき事は多岐に渡るようになりました。

薬剤師1人につき処方箋40枚という省令も

時代に合わなくなってきていると言えばそうかもしれません。

しかし一方で薬剤師の業務の機械化が進み

一番時間がかかっていたであろう調剤や薬歴に関しても

大分自動化が進んできたとも言えます。

そう考えるとある程度バランスは保たれているのかなあとも思いますが

全国の薬局が行っている事が各々で違う以上

一律に40:1が正しいかどうかは言えません。

しかし1枚1枚の処方内容が重たく

会社の方針で在宅なども行う薬局で

「処方箋40枚までなら一人でやってくれ」

というムチャぶりをされたり

「薬剤師の募集をかけているがなかなか見つからない」

と、いつまでも本腰を入れて薬剤師を探そうとしない薬局があるのも確か。





問題は40枚が適切な数字か否か

という事もですが

それを守らない事へのペナルティ

をはっきりさせる事の方が重要だと思います。


例えば薬剤師1人につき処方箋40枚というのは

1年間の平均で求められるので

もし1年以上も既定の処方箋枚数を超えている場合は

基本料を減らすなどすれば

経営者も急いで薬剤師を確保しようとするでしょう。



ただこのアンケートにもありますが

「制限枚数を増やすべき」が5.8%あるという事実と

「撤廃する」という層の中には「増やすべき」と考える人もいるでしょうから

現場によってはペナルティ不要と考える所もある事になります。




ただ、やはり

適切な人数がいない事で起きる弊害は大きい事


現場の薬剤師の意見は強いようで
結局煙に巻かれてしまう可能性が高い事



を考えたら


今一度全国の薬局での適正人数を考え直す必要があると思います。



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