疑義照会不要の意義



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大阪府にある府中病院(和泉市、380床)は昨年8月から「プロトコルに基づく薬物治療管理」(PBPM)の一環として、合意書を交わした周辺の36薬局を対象に、従来は疑義照会の枠内で対応していた5項目について、疑義照会を不要とする運用を開始した。

【大阪府の府中病院】5項目の疑義照会不要に‐周辺36薬局と合意書締結


疑義照会不要のニュースは近年チラホラ目にする事が増えてきましたが

ニュースにならないぐらいの小規模な病院‐薬局間でも

疑義照会不要の取り決めは多く行われているでしょう。



疑義照会不要の利点としては

・薬局での患者さんの待ち時間の短縮
・医師の負担軽減
・薬局薬剤師の負担軽減

などが挙げられます。

基本的に粉砕や混合・一包化する事も疑義不要の対象になってますが

いずれも加算を算定できない場合に限っての話であり

剤形変更や銘柄変更時に薬価が上がってしまった場合は

必ず患者さんの同意を得るという事で利益目的にもならないでしょう。

地域によっては

同一成分の銘柄変更(先発品⇔先発品)も可能となり

そう言った細かい部分に置いても

各々の病院と地域の薬局で建設的な取り決めが

今後多くの地域で見られ

結果業務の効率化が更に進むと思います。





しかしこれからの時代

医師や薬局薬剤師の負担を軽減するためだけに

疑義照会を不要とするというものではありません。





例えば患者さんの血液検査の結果を見て

薬剤量の投与設計で疑義をしたり

副作用が疑われるような場合に疑義したり

将来的にはICTの活用により

入院中の薬剤や診断名

検査値のモニタリングなどを考慮して

薬局で投薬するのにかかる時間を捻出するための

疑義照会不要になってくるでしょう。




現状で処方箋に検査値が載っている所やICTが普及している地域は少ないです。

しかし将来的にこれらが当たり前になった場合

疑義照会不要だけでは時間が足りないほど

薬剤師がやらなければならない事が増えてくるでしょう。

そう言った場合にテクニシャンなども必要になってくると思います。

ただの人件費削減ではなくてですね。



とにもかくにも疑義不要というのは

現場の薬剤師からしたらあまりデメリットが見当たらないのですが

これを拒否した事例もあります。






芦屋市薬剤師会に加盟する四十数薬局の約8割、同院の院外処方箋を応需しているほぼ全ての薬局と合意書を交わした。月間約3500枚の院外処方箋のうち約半分が集中し、門前に1軒だけある日本調剤芦屋薬局は合意を拒否したものの、面で応需する多数の薬局では疑義照会不要の運用が可能になっている。

院外処方箋用紙に検査値表示‐薬局と疑義照会不要項目の合意も




ここでのポイントは




芦屋市薬剤師会と日本調剤薬局。




どちらがどうこう言うつもりはありませんが




こう言うのってよろしくないですよね。

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