お薬手帳の問題は薬局だけの問題?



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厚生労働省は4日の中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で、お薬手帳を持参して同じ薬局を2回以上利用した場合の薬剤師の指導料を、来年春の診療報酬改定で引き下げる方針を示した。患者側の負担を減らすことで、お薬手帳の活用を促し、「かかりつけ薬局」の推進にもつなげることが狙い。

同じ薬局2回以上利用で患者負担減- お薬手帳の活用促す、厚労省



年に1回ぐらいしか病院に行かない人や若い世代の人はともかく

同じ薬局に1回しか行く事がない人は稀であり

結果、今回の薬学管理指導料改定の焦点となるのはやはり

お薬手帳

になる事でしょう。



ただ、基本マイナス改定にはアレルギーを示す薬剤師会も

お薬手帳もかかりつけ薬局も推進しているため賛成の方向みたいで

当然今後ともお薬手帳の持参を呼びかける事になる(はず)ので

実質薬学管理指導料を下げるだけの改定になりそうな気がします。




ただ、この案に一言物申す方が。。。。


そう、日本医師会です。




日本薬剤師会(日薬)の委員は同省の案に賛意を示したが、日本医師会(日医)の委員は「2度目の来局でお薬手帳を持参していない患者さんは、薬剤師がお薬手帳の重要性を伝え切れていなかった表れだ」と指摘し、2回目以降の来局の際にお薬手帳を持参していない患者の割合が一定以上に達した場合、指導料を減額することを提案した。




ここまで徹底的だとむしろ清々しささえ覚えてしまいます。


ただこれってどうなんでしょう。


と言うのもお薬手帳を持って来ない人の中には

いくら手帳の重要性を説いても

結局は個人の管理能力の問題なので当然忘れる人が一定数必ずいます。

医師会の示す一定数がどれほどなのか分かりませんが

もしこの様な提案を盛り込んだ場合

手帳を持ってきたら点数下がる

手帳を持ってこなくても点数下がる

という事になりかねなく

これだと厚労省の案である

手帳を持ってくる事で安くなるというインセンティブの意味を無くす事になりかねないと思います。









そもそもお薬手帳とは

薬局が薬の管理をするために必須なものと思いますが

病院で医師が診察をして処方をする時も必要なものだと思います。

例えば他院から来た患者さんの処方歴を見る事はもちろん

ポリファーマーシーの是正に繋がる。

忙しい時に薬局から疑義される回数も減る。


単なる薬管理のツールであったお薬手帳はもはや医療に必須な個人情報です。





次回の改定に向け

診療報酬という点に置いては睨み合っている薬剤師会と医師会ですが

本質的な事を見るのであれば

お薬手帳の重要性を説くにあたり

薬局はもちろんですが

病院も患者さんの薬の管理という面で強力し合うべきではないでしょうか。
(もちろん病院で手帳の呼びかけを積極的に行なっている所も多いと思いますが)


それが結果患者さんの健康や医療費削減に繋がると思います。






しかし世の中多忙な病院も多く

そんな事に時間を割いている余裕がない所も多いでしょう。





そこで出番です!!


メディアの方々


来年からこぞって



お薬手帳を持ってくると薬代が安くなると宣伝してください!!



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