薬剤師国家試験合格基準は緩和??



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難化した第99、100回薬剤師国家試験でのミスは

合格率がどうこうという事以上に


合格率調整の為の14問全員正解の補正でしょう。


そもそもバランス良く難易度をバラつかせて足切りを過度にしないように配慮し

最近の傾向である合格率60-65%ぐらいに落ち着かす事ができれば話は簡単ですが

恐らく問題作成側もトータルの合格率を判断をするのに相当頭を悩ませていた事でしょう。



その結果取り敢えず極端に難化させて後から帳尻合わせといった形になってしまったと思いますが

やはりネックなのは足切り。

そこで今回からは合格率調整の一番の足かせである足切りの調整に入ったのではないでしょうか。



そして総合的な合格点数ですが従来の絶対的な65%以上から

平均点と標準偏差を用いた相対基準で判定という事になりました。

これは医師国家試験などでも必須問題以外で採用されていますが

薬剤師国家試験で怖いのは必須問題などの一部ではなく総得点が相対的な基準になるという点。


ただこの相対的な基準も初めは不透明で

一体どこまで優遇されるのだろうと不安になる人もいると思いますが

ある程度の回数を重ねればおおよその所で落ち着く事になると思うので

そこまで乱高下する事もないでしょう。




ということで

今回の薬剤師国家試験の合格基準の変更で

あたかも合格基準が緩和して合格しやすくなると喜んでいる人がいるみたいですが

単純に合格者数の調整がスッキリしただけで

問題の内容に関しては従来通りの難易度

むしろ個人的にはもっと上がるのではないかと思います。



それに例年の薬剤師国家試験合格者数を見たら

極端に少ない昨年と空白の2年間を除くと

昨年度の63%の合格率でも9000人と

ここ10年では至って普通の人数の薬剤師が誕生しているわけで

それはつまり受験者数がかなり多いという事であり(歴代2位)

単純に「合格率をあげる」とはならない気がしてなりません。

下手に合格率を80%なんかにもどしたら一気に供給が増え

何より次年度からの調整が

出題者側も、はたまた採用する企業側も大変です。



まあつらつらと書いてきましたが

厚労省は既存の薬局57000を維持していくつもりはなく

経済財政諮問会議では薬局数半減すべきなんて意見もあるぐらいなので




そもそも合格者をいっぱい出す必要もないでしょう。


ということで

合格基準は緩和されただけで

合格し易くなったか否かは来年の春に分かる事です。


学生のみなさんは安心して勉強してください。


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