分業と薬剤費減少は相関関係



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医薬分業が進んでいる地域ほど、院外処方における1日あたりの全薬剤費は減少する――。横井正之氏(パスカル薬局)らの研究グループはそんな解析結果を論文にまとめ、カナダの学術誌「グローバルジャーナルオブヘルスサイエンス」で発表した。




なるほど耳寄りな話しです。



13年度の調剤医療費における薬剤費は5兆2444億円。医薬分業率0%、GE薬使用率0%であれば約8兆円にまで膨らんでいたところ、薬局での医薬分業やGE薬使用促進によって、2兆7501億円を削減できたと推定した。13年度の薬局薬剤師の技術料は1兆7371億円に達したが、それを上回る薬剤費削減効果があったと考えられるという。

医薬分業と薬剤費減少が相関‐薬剤師の技術料上回る効果



ジェネリックの使用率を0%と仮定し計上したこのデータ。

つまりジェネリックの推進は薬局が全てを担っていた

この功績は薬局のものだと仮定した場合に

技術料がチャラになり

それ以上の薬剤費削減効果があったと。

まあ


GE薬使用率が高い地域ほど1日の全薬剤費は減少する相関関係も認められたが、それとは独立した因子として医薬分業率は薬剤費減と相関していた。

ということらしいですが。







相関の要因分析は今回の研究の範囲外だが、「医薬分業の進展によって院外処方箋は地域に分散する。マンツーマン分業の傾向が薄まることによって薬局薬剤師は、医師に気兼ねなく疑義照会を行えるようになる。その結果、薬剤費は減少するのではないか」と推論を語る。


この推論から言えば

要は面分業もこの結果に一役かっているという事ですかねえ。



ただ個人的な感想ですが

なぜこの分業バッシングの中

そしてこの研究テーマの中

研究の範囲外としたのか意味が分からないのですが
(まあ対象を狭める必要があったのだと思いますけど)


もっと結果にcommitするべきだと思います。





勝手な推論を言わせて貰えば

この分業と薬剤費削減の相関関係の理由というのは

薬の併用に関して薬剤師が関与した結果そのものではないかと思うのです。


薬の重複や飲み合わせ。

これらは最近分業のメリットを世に説明するために

良く使われていますが

この分業のメリットこそが

この研究の結果に結びついたのではないかと思います。



今の薬局への風当たりは非常に強く

仮に分業で薬剤費が削減出来た事が証明されても

「それなら技術料をもっと下げたら医療費の削減になるよね」

と言わんばかりの現状です。



ではその技術料を与えてでも

分業の存在する意義というのを

目に見える形で立証するような事が

今一番求められているのではないでしょうか。


その点では

こういった研究は非常にニーズがあり

今後重点的に行うべきであると思います。




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