4割は医師の過剰処方。しかし薬剤師は蚊帳の外



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抗不安薬や睡眠薬を過剰服用して意識障害などが表れる急性薬物中毒を起こした患者の約4割が、添付文書で定められた規定量を超える処方をされていたとする調査結果を、医療経済研究機構(東京)がまとめた。

抗不安薬や睡眠薬で急性薬物中毒、4割は医師の過剰処方




このタイトル、少しミスリードな気がしないでもないです。




研究グループは、健康保険組合の加入者172万人分の診療報酬明細書のデータを分析。2012年10月~13年11月の間に、自殺などを目的に多量の抗不安薬や睡眠薬を服用し、急性薬物中毒を起こした210人について、その3か月前までさかのぼって薬の処方状況を調べた。対象者は、うつ病や統合失調症など、精神疾患の患者が多数を占めた。


そもそもデータ収集した対象者の段階で

自殺企図を行う患者さん等を対象としているので

すでに薬の用量は多く

患者さんの希望を汲んでの投与設計の可能性もあり

しかも効かないからと自己調節していた可能性も無くもありません。



添付文書で定められた規定量を超えて処方されていたのは82人で、39%に上った。
処方した医師は、精神科医が89%を占めた。



医師側も患者さんから

「眠れない」
「薬が全然効かない」

と言われれば現状維持とするのは難しく

量を増やすことをやむなく選択した場合も少なくないでしょう。


まあそれが仕方がなかったと済む事でもないとは思いますが。






そもそも記事のタイトルが

「医師の過剰処方」

なので

薬剤師のチェックは働いていなかったのか

という意見もあると思いますが

ひょっとしたら門前の薬局では

「先輩、この睡眠薬の量ちょっと多すぎませんか?」

「大丈夫だよ、あの先生いつもこのくらいの量は処方するから」


の様な会話がされていたかもしれません。



ではこれが門前ではなく面の薬局の場合だと

しっかり疑義を行い

適用量を守れたかと言えば

きっとそんな事もないでしょう。




もし経時的に薬が増えた原因や

それに対する症状の変化を確認する事ができれば

まだ改善の余地はあると思いますが

はっきり言って

1本の電話で解決するには難しい問題でもあると思います。

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