健康情報拠点薬局の検討会をかみくだく



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厚生労働省は6月4日、「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」(座長:昭和薬科大学学長の西島正弘氏)の初会合を開催した。
健康情報拠点薬局に関する検討会がスタート





という事なのでここでの発言を見ていきましょう。


まずは

日本医師会常任理事の羽鳥裕氏です。


薬局が地域の健康情報の拠点になることについて「患者が複数の医療機関にかかり、それぞれの門前薬局で薬を受け取るだけのような現状がある。患者と薬剤師が顔の見える関係になっていない薬局も多い中、薬局が健康情報拠点になり得るのか」と発言。




この状況の改善策のひとつが

かかりつけ薬局ではあると思うんですが

ではかかりつけ薬局にしたら

患者と薬剤師が顔の見える関係になるかと言えば

必ずしもそうとは言えない気もします。

確かに薬を何飲んでいるを一元管理する事のメリットは大きいですが。




次は

日本看護協会常任理事の中板育美氏です。



健康情報拠点薬局が果たす具体的な役割について、「薬剤師が食生活や運動など予防医療における役割をどこまで担うのか。健康に関することなら何でもやるということになると、本来の薬の専門家という位置付けが薄れ、患者が混乱するのではないか」との考えを示した。




これはかなり同意です。

と言うのも

勝手に薬局側が健康情報拠点と言っても

結局それを判断するのは患者さんの方です。

これまで予防医療に力を入れていなかった薬剤師が

急にそんな事を言い出しても

患者さんは困りますし

実際現場の薬剤師も困ります。




次は産経新聞社編集局論説委員・文化部編集委員の佐藤好美氏です。



「薬局には地域包括ケアの中で、他職種と連携し、患者と顔の見える関係を作って、きちんとした役割を果たして欲しい。薬局が、地域住民が健康に関して相談できる窓口になり、予防医療を担える存在になることを期待している」


教科書通りの答え

ありがとうございます。





ひとつ飛んで最後に日本保険薬局協会常務理事の二塚安子氏


「事業主の一人としてこの議論のまっただ中にいる。医薬分業が進み、薬局業界はこの20~30年成長してきたが、経済性が重視されていびつに成長してしまった面もある。薬局薬剤師の本来の役割は、薬に関する相談を受けながら、地域住民が健康に暮らすために様々な手伝いをすること。薬局がこの原点に戻るよう是正するのが、この検討会なのではないかと受け止めている」


ごもっとも。



ただ、これから厳しくなる診療報酬も含めて

薬局が原点に戻るにしろそうでないにしろ

経済性を重視する事は変わらないでしょう。

故に制度が大切になってくると思います。



という事で個人的な感想を。






健康情報拠点と言いながら

結局具体的に何がしたいのか全く見えてきません。






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