処方薬の市販化に思うこと



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厚生労働省は、医師が処方する医療用医薬品を、処方箋なしで店頭で買える大衆薬(市販薬)に転用することを推進する方針を固めた。 消費者からの転用の要望を受け付ける制度を導入、今夏にも有識者会議を新設し、転用してよいか判断する。より効果の高い花粉症や水虫などの治療薬が手軽に購入できるようになる。保険適用されている医療用医薬品が減り、医療費の抑制につながると期待される。
処方薬の市販化を推進へ…医療費の抑制期待



個人的にこの方針は賛成なんですが

気になる点があります。

それは

一方的にやりすぎない事

です。



思えば後発品なんかも

少し前までは薬の品質や安定供給などの面からも

一概に安いだけではなく

それなりのデメリットも合わせて広がっていった気がします。

しかし今では厚労省がH27年度末までの目標の数量シェア60%を

さらに上回った目標にしようとし

そういった国の政策があるためか

後発品の普及に伴い

いつからか後発品のネガティブな意見はあまり耳にしなくなりました。

もちろん多少は後発品使用に否定的な意見を聞くこともありますが

当初とすると医師も薬剤師もそして患者さんも

後発品という概念が大きく変わってきたものになっているのではないでしょうか。


「日本人はブランドが好きだから後発品を嫌う人も多い」

なんて話しは今では聞いた事がありません。



そして話をOTC薬に戻しますが

もし処方薬の市販化が行き過ぎた場合には

ちょっと後発品とは違うデメリットが出てきてしまいます。


個人的に医療用医薬品のOTC薬推進賛成派ですが

結果OTC薬と同じ薬が保険適用から外されまくったり

薬の安全性重視でなく医療費貢献度でのOTC薬化などが行き過ぎた場合

これまた面倒な事になり

何より一番の問題点は

もし仮に医療費削減の為に生じるデメリットが

もはや後発品が国の方針であるように

多少のデメリットな面には目をつぶって

OTC薬化が進められてしまわないかという事です。

そうです。

一方的な空気を作ってしまう環境が問題なんです。


やはり野党ではありませんが

しっかりした反対意見の立場から

物事を判断できるポジションは必ず必要です。



ただこの問題に関しては

ちょっと強すぎる野党の医師会がいるので

完全に杞憂となる事でしょう。



効果がマイルドな薬達が

少しずつ少しずつ時間をかけて

医師会の保護を旅立ち

OTCの市場にデビューする事になるでしょう。






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