かかりつけ薬局は本当に正義なのか



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政府は10日、患者の服薬状況を一元管理する「かかりつけ薬局」制度を導入する方針を固めた。来春のスタートを目指す。
薬の飲み残しや重複を防ぐことで、年間数千億円の医療費削減を見込む。政府の規制改革会議(議長・岡素之住友商事相談役)は来月、薬局のかかりつけ機能の強化とともに、病院敷地内での薬局開設を認めていない「医薬分業」の見直しを求める答申をまとめ、安倍首相に提出する。


「かかりつけ薬局」導入へ…重複処方チェック




世間一般的にかかりつけ薬局がベストな形と言われていますが

個人的にはそうは思いません。

と言うのも

例えば単科病院の門前薬局はその分野に特化しているし

病院受診も専門を選ぶように

薬局もある種の専門的な知識がある所でもらう方が患者さんも安心できると思うのです。

当然ですが全ての薬が薬局に存在している訳ではありません。

そうなると結局薬の取り寄せに時間がかかってしまいますし

何より当然始めて扱う薬も投薬しなければならない場合もあります。

そして一番の問題が

始めて投薬する薬でも

なんだかんだで上っ面な知識だけで投薬できる事です。

普段全く扱う事のない薬を

最低限の知識で投薬した思い出がある人は少なくないでしょう。
(少なかったらごめんなさい。多数派の意見にしてごめんなさい)


これで本当の薬の一元管理と言えるのでしょうか。




今回のこのかかりつけ薬局制度

単なる残薬削減と重複の解消が目的ならば

お薬手帳の活用だったり

処方状況・医療情報の電子化だったり

薬剤師による処方日数調整などで対応できると思うのです。

まあ薬を貰う層が多い高齢者に対してお薬手帳の持参の徹底や

残薬の確認を行う事は限界がありますし

薬剤師による処方日数調整もわざわざ疑義照会が必要です。

情報共有の時代がいつくるかも分かりませんしコストもかかります。


どうやらそれを一般化するよりも

かかりつけ薬局という制度を作った方が手っ取り早いという事でしょう。



まあ医療費がかなり圧迫している今

「患者さんのための医療」よりも

「患者さんの為を思っている風な医療費削減第一」

である事が実は一番の問題だと思ったりします。



そしてどうもこのかかりつけ薬局制度

本当に単純に残薬と重複の問題の解決だけを考えているのでしょうか。


どうも裏がある気がしてなりません。


そう、例えば敷地内薬局と面薬局の2つだけにして

その他の薬局を淘汰したいとか。







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似てるね

かかりつけ医の話にも似ている様な気がします。

経済原理で考えれば、大規模、集積する事で、単価コストの低減が出来、
医師の側からしても、複数の医師で担当する事で、医師の負担が減るはずなのに、
分散、小規模にする事で、コストが減らせると語っている。

もう一方、脳梗塞、脳出血など、症状を想定した場合、診断に必要な
CT、MRIを所有している町医者がそういるとは思えないし、
その事は、時間勝負の状況にも、余計な時間を浪費する事にもつながりかねない。

この辺の事情も、何だか裏がありそうに感じませんでしょうか?
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