薬剤師の在宅管理が進むには


薬剤師が一日に処理できる処方箋枚数が40枚というのは

一応省令で定められているみたいですが

遵守されていない現状をみると

また問題が起きそうな予感がします。


「現行の薬剤師配置基準(処方箋40枚当たり1人配置)についてどのようにお考えですか」という問いに対し、「現行で問題ない」という回答が897件(40.0%)と最も多かった一方、「制限枚数を減らすべき」も827件(36.9%)に上った。また、「撤廃すべき」(381件、17.0%)、「制限枚数を増やすべき」(136件、6.1%)とする意見もあり、「薬剤師1人当たり処方箋1日40枚まで」という規定をどう捉えているかは、薬局によって異なることが浮き彫りになった。

なお、14年1月調査の結果では、「現行で問題ない」38.5%、「制限枚数を減らすべき」37.8%、「撤廃すべき」19.7%、「制限枚数を増やすべき」3.9%だった。


薬剤師1人当たりの処方箋枚数制限、「減らすべき」が3割強




このアンケートは誰に問うアンケートかによって

けっこう結果が異なってくると思います。

今回は管理薬剤師が答えているみたいですが

これが経営者だったり

新人だったりすれば

また違った結果になっていたでしょう。


「撤廃すべき」

という意見が果たして

どのような意図があっての撤廃すべきなのか分かりませんが

まあ40枚は少ないと考える立場でしょうね。



この省令なんですが

厳密に処罰していくと

結構大変な事になると思います。


まず薬剤師が足りない理由ですが

「たまたま」足りていない状況の所も多いだろうし

そもそもの省令では

前年度の処方箋枚数を参考にするため

現在薬剤師が足りていなくても

募集をかけているけど薬剤師がこない

という事になりどうしようもありません。



ただ、もし薬剤師1人あたりの処方箋枚数を制限すれば

過度な薬局開設に多少の歯止めがかかるかもしれませんし

ひとつの薬局に薬剤師が十分数いれば

それだけ質が高い業務が出来る可能性もあり

薬剤師以外の人が調剤をして罪に問われるなんて事も改善されるかもしれません。



しかし個人的に一番問題だと感じている事は

今後在宅を進めて行く方針の中

十分な薬剤師がいないのに

それでも無理に在宅に薬剤師が駆り出されて

結果処方箋枚数的には問題ないが

現場の薬剤師の負担が増えすぎてしまう本末転倒に陥らないかという事です。


現状、在宅が進んでいないのは

結局の所

ひとつの薬局に在籍する薬剤師の数に問題があると思います。

まずそこを改善すべきだと思うんですよね。





ただ薬剤師も看護師の7対1制度みたいに

処方箋枚数に対する薬剤師数で

多少のインセンティブをつけるのもありだと

イメージ上では考えますが

今後ペナルティは課せられても

現場の薬剤師にとって良い方向の診療報酬改定になるとは思えません。






なぜなら今、薬局はお荷物という意見のある現状ですからね。




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