妊婦が自己判断でOTCを飲む。問題なのは・・・


今月14日に開かれた厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全部会で、第1類として、薬局などで市販されている解熱鎮痛剤の「ロキソプロフェンナトリウム水和物」のリスク区分が審議され、今年8月末に下部組織である安全対策調査会がまとめた指定第2類に引き下げる案を退ける格好で、第1類に据え置くことが決まった。
ロキソニン、第1類据置の意味考えて



ロキソニンが第1類据置のニュースを見て思うことは

「もし○○が服用してしまった時のリスクを考慮して第一類」

というのはあまりいただけないと感じています。


確かに今回のロキソニンの件では

ロキソニンブランドが確立しており

同じNSAIDSの中でもかなり頻用されているみたいなので

そこの利用者を重点的にフォローするために第一類に据置くのは

大方理解できます。

しかしその他のNSAIDSは利用者が少ないから2類というのはどうかと思ってしまいますし

一般家庭では購入者以外がその薬を使用するケースも多いと思います。


もちろん購入口を限定する事はある程度の不適切な使用の抑止力にもなります。

ただこれだけ慎重にOTC薬を扱うのであれば

スイッチしたばかりのOTC薬も

長年使用されていたOTC薬も含めて

改めて適正な区分改定をすべきだと思います。


そして個人的にもっと大切だと思うことは

「薬リテラシーを持つように喚起する事」それと

「OTC薬のパッケージを全体的に変える必要がある」

と思います。


そもそも妊娠・授乳中のお母さんが安易に市販の薬を自己判断で飲むという事自体が

非常に危険な考えだと思いますし

家庭のストックしているOTC薬を親が小児に飲ます事なども

よくあるケースだと思います。

そもそもの薬に対するリテラシーが大分足りないのではないのかと考えます。


それと既存のOTC薬には色んな情報が載りすぎです。

もっとシンプルで良いと思います。

制度で決まっているため仕方ない面もあると思いますが

薬の使用で起こりうるネガティブな情報も

容器・説明文書を紛失した場合でも

すべてのOTC薬で確認でき

なおかつ分かりやすいパッケージにすべきです。






そして薬剤師目線でこの問題を考えたとき

いずれにせよ薬剤師にできる事は限られていますが

まずは薬局やドラッグストアのある小さな地域から

「薬の事について不明な点は薬剤師に相談」

という空気を作ることが

今後非常に重要な課題になってくるでしょう。


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