後発品変更後はいかに注意喚起できるかが課題

後発品の使用促進策を受け、各医療機関で後発品採用がされる一方、後発品には複数の販売名があったり、薬剤の名称が似ていることから、異なる成分の薬剤を後発品と思い込んでエラーとなった医療事故事例が報告されている。
今回、適切な薬物療法が行われなかった背景に、医療関係者の後発品に関する知識不足があった事例が2件報告された。同機構ではこうした事例に着目し、これまでに報告された7件を後ろ向きに分析した。

後発品知識不足で誤投与‐評価機構が報告書


医療従事者の後発品に対する知識不足で

後発品がらみの事故が起こる事はもちろん良くない事なんですが

急速に普及していく後発品の流れに

知識が追いつかないのも半ば必然かとも思ってしまいます。




薬剤師は薬の専門家なので薬を扱う事が中心ですが

看護師や他の医療スタッフは薬中心という訳にもいきません。

やっと覚えた薬の名前と効果・用法用量。

かと思えば全く名前の違った後発品への変更ラッシュで

名前の覚え直し。

「ゾルピデム酒石酸塩ってなに?マイスリーでいいじゃん!」

と思うのもうなずけます。


もちろん知識不足を擁護するつもりはありません。

しかしこの後発品の名前問題は単に知識不足で片付けるのではなく

まず慣れるまで注意喚起し続ける事が大切だと思います。


そもそも先発品→後発品はあっても

先発品→後発品→先発品の流れはあまり一般的ではありません。

それならば先発品→後発品への変更にのみ力を注げばいい話しです。

薬局と違い病院は基本的に

同じ先発品と後発品を同時採用する品目が少ないですし。


という事で後発品の名前に医療スタッフが慣れるまで

後発品だけでなく先発品の名前もどこかに載せて

注意喚起したり

新規後発品で既存の薬と名前が似ている薬剤をピックアップしたりと

制度の面を改善する必要性があると思います。

あと注射なんかは

先発品と見た目が似ている事も重要でしょう。

それと何より常日頃から後発品に変更した薬剤に関して

薬剤師が目を光らせておく事ですね。





ふと思ったのですが

久しぶりにロセフィンという名前を見ましたが

ルセフィに非常に名前が似てますね。


後十数年経てば

「ルセフィじゃないよルセオグリフロジンだよ」

なんていうやり取りも行われるんでしょうねえ。


その時は確実におっさんになっていると思うと

特許切れの寂しさを共有できる気がします。



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