ロキソニンがドラッグストアどこでも買える??


厚生労働省医薬食品局安全対策課は、ロキソプロフェンナトリウム水和物(第一三共ヘルスケア:ロキソニンSほか)のリスク区分を現行の第1類から指定第2類に引き下げることについて、意見募集を開始した。10月22日まで意見を受け付けている。

【厚労省】ロキソニン指定2類移行でパブコメを募集



恐らくドラッグストアのOTC販売で最も多い問題が

「薬剤師がいないからロキソニンが買えない」

ことだったのではないでしょうか。

そもそも他のNSAIDSは2類で販売しているものも多く存在しますが

ロキソニンはOTC発売後まもないという理由で1類に分類されていました。



既存の医療用医薬品がOTCでも販売するようになる

いわゆるスイッチOTCには3年間薬剤師による販売が義務付けられており

要指導医薬品という新たな分類に分けられています。


ただこのような分類分けは一般の人は知ったこっちゃありません。



なぜ痛みがあって目の前にロキソニンがあるのに

ドラッグストアの従業員はいつも

「薬剤師がいないと売れないんですよ」と言うのだろう

と納得がいかない人も多くいた事でしょう。


制度の仕組みを通り越して

「なんで薬剤師が居ないんだ」
「薬剤師が悪い」

と避難が変な方向に向いているケースもあった事でしょう。


そもそもこの要指導医薬品というのは名前が悪いです。

要指導というのは薬剤師から指導が必要なのか?登録販売者なのか?

じゃあ1類医薬品には要指導という言葉がないので

説明を受ける必要がないのか?

などと様々な疑問を抱いてしまいます。


それならば

どうせ一類も薬剤師の販売が義務付けられていますから

「要薬剤師医薬品」とか分かりやすいネーミングにすれば良いと思います。

でAとBをつくって

A→従来の要指導医薬品
B→1類医薬品

みたいな感じにすれば初めから文句も出ないでしょう。

ネット販売および店舗販売において

この区分の意味は大事な事ですが

理解していない人が大勢いるはずです。

しかし今のOTCが危険度別でしっかりカテゴライズされているとは思えませんので

逆にそこまで神経質になることもないのかなと思ってしまいます。


今後のOTC医薬品に望む事は

ロキソニンのような需要のある医薬品は安全面のデータ収集を迅速に行い

出来るだけ分類を下げる事。

こうする事で需要も増えセルフメディケーションも進みます。

あと既存の医療用医薬品をどんどんOTCにスイッチする事です。

医療費の破綻とセルフメディケーションを考えた場合に

スイッチ化のスピードを早める事は必須だと思います。



今回わざわざパブリックコメントを募集するぐらいなので

意外とこの措置に関しては融通がきいたりするのでしょうか。

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大手ドラッグストアで副店長をしています。

ロキソニン販売に関しては、非常に苦情が多くて困っています。
薬剤師がいなければ販売できないのは仕方ないとして、薬剤師がいても販売しない。

ロキソニンをお買い求めのお客様に対し、薬剤師が尋問に近いような形で、30分近く質問を続けます。
当然、お客様は不愉快になり怒って帰られる事が多い。

この制度は、消費者保護というよりは、薬剤師という利権を守る為にあるのだと認識しています。
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