薬局のセルフメディケーション推進に大きな後押し

 医師の処方箋がなくても薬局やドラッグストアで買える一般用医薬品について、政府が新たな税控除の対象とするよう検討していることが二十一日、分かった。購入費が年間二万五千円を超えた場合に超過分を所得から控除するとし、厚生労働省は二〇一五年度の税制改正要望に盛り込む。
市販薬購入で税控除検討 政府、医療費抑制狙う


従来は

医療費+一般用医薬品(OTC薬)の額が年10万円を超えた場合

その超過分が医療費控除対象となっていましたが

今回新たに一般用医薬品限定の控除を設立し

一般用医薬品が2万5千円を超えた場合に

その超過分が控除対象になるというものを検討しているらしいです。


そもそも医療費にOTC薬の購入も控除対象になる事を知らなかったのですが

今回の制度が新しく開始されると

年2万5千円なので

月にすると約2千円。

月に2千円と言えばそんなにハードルは高くありません。

ちなみに価格.comではロキソニンSの12錠入りが560円で最安値でしたので

4箱(48錠)買えばほぼ月のノルマは達成した事になります。

それに特に1類薬や要指導医薬品の縛りもないと考えると

健康目的で飲むサプリメントを頻用している人も多いです。

控除のハードルが下がる一方で

良い意味でも悪い意味でもこの制度導入により控除対象者が増えるでしょう。





医療費控除を申告したのは百七十万世帯で、うち一般用医薬品について申告したのは二十一万世帯。一般用医薬品の使用を促すことで、薬や健康など関連産業の創出につながる可能性がある。


現状で一般用医薬品の控除申告が全体の約10%なので

この控除を国民にしっかり認知させて

なおかつ有用な医薬品をどんどんスイッチ化してくれれば

かなり効果はあると思います。

個人的にはいくら薬局がセルフメディケーションと声高に叫んでも

結局それを後押しする流れがないと

全く流行らないだろうと以前書きました。

今回のこの一般用医薬品の控除対象の要望は

まさに大きな後押しになるのではないかと思います。





そう言えば以前病院を受診せずとも医療用医薬品を購入可能な薬局についても書きました。

 →実は医療用医薬品の約半数は薬局で処方箋なしに買える




もし将来的に控除対象が医療費控除とは別に「医療用医薬品」限定で設立された場合

薬局で医療用医薬品を病院を介さずに販売する薬局が増えてくるかもしれません。




まあ現実的にはそれよりも先にリフィル処方箋が解禁になるかと思いますが。




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