新人薬剤師の早期退職の理由は!?

◆「苦労して採用したのに、とんでもない理由で早期に退職する薬剤師がいるので頭を抱えてしまう」。薬剤師不足が続く中、多店舗展開に取り組む、あるチェーン薬局の採用担当者からそんな嘆きを聞いた

新人の早期退職は他の業界でも見られるが、それとは次元が異なるのではないか。多くの薬剤師は常識を備えているだろうし、紹介した事例は極端だとしても、需要と供給の偏りが薬剤師の増長を促しているのだとしたら問題だ。いずれ薬剤師不足は緩和する。将来は選別される側に立たされるという危機意識を持ち、認識を改めるべきだ。

新人薬剤師の退職理由から見えるもの



将来的に薬剤師は飽和すると言われています。

しかし昨年度の国家試験の合格率が約60%に低下した事からも

今年は薬剤師の需要が一時的に高まる年とも言えます。


そこで上記の記事ですが

まだ余裕のあった薬剤師需要が

更に売り手市場になった事により

採用した薬剤師の質が問題視される状況にあるようです。
(この記事を読む限り)

しかもその質と言うのが知識面ではなくいわゆる人間面での難があるという点が問題らしいです。
(この記事を読む限り)


しかしそれは本当でしょうか。


この記事ではペット禁止で辞めたとか

草むしりをやらされたので辞めたなどとありますが

一番の原因はそんな浅い事ではないでしょう。

もし仮にそのような稚拙な理由で退職を繰り返すのであれば

そのような人は薬剤師が飽和しても恐らく変わる事はないはずです。



ではなぜ新人の薬剤師がすぐに辞めてしまうのか。

恐らくそれは理想と現実のギャップが大きすぎる事と

周りの友人などと比較をしたときに起こる心境の変化だと思います。




薬剤師を目指す学生のうち薬局が身近な存在ではない人は

恐らく薬局・病院実習が一番リアルな薬剤師像を確立する場所になると思います。



薬学部が6年制になり当初は見切り発進的な面も否めませんでしたが

ようやく実習のガイドラインや指導者の質の確保に特に力が入り始めました。


そうした実習先で学ぶ事は全てが高度で新鮮であり

現場を知る事で「薬剤師ってこういうものなんだ」という

ある種の現実と理想を一遍に体感する事になります。


しかし指導体制が整った実習先とは違い

就職先の教育制度なとに保証はありません。

指導方針なども十人十色です。


実習先のような薬局で自分も働き

患者さんに信頼される薬剤師を目指すんだと思う一方

実習先とは違う自分の就職先に落胆する事もあるでしょう。

もちろん逆のパターンもあると思いますが。


そういった時に追い打ちをかけるのか同期の友人などの情報です。


例えば自分は薬局の周りを草むしりをしているのに

友人は大学病院に就職して学会発表の準備で忙しいなどと聞いたり

給料が同期なのに200万も違うなどと聞くと

自分の置かれている状況に疑問を持ってしまう事に成り得ます。




SNSなどが普及して

遠く離れた友人の情報なども自然と入手する事が出来る時代になりました。

それが自分の境遇を考えさせるものになり

それに加え転職が非常に容易な今。


新人薬剤師の早期退職が増えるのも必然な時代なのかもしれません。



しかし個人的にはそれでも大いに結構。

嫌なら辞めてもいいんです。

無理にストレスを溜める必要は全くありません。


むしろ採用した人が早期退職した原因を

薬剤師側に一方的に押し付ける形の方が問題だと思います。

それは採用する側の人間が

自分は人を見る目がないと露呈しているようなものであり

そもそも人材が足りないのに店舗拡大を勧める大手自身の問題でしょう。




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