お薬手帳が不要になる

長崎県五島市(野口市太郎市長)は2014年4月から、市民の薬歴を一元管理する調剤情報共有システムの本格運用を開始している。システムを提供するメディカルアイ(本社:東京都港区)が7月15日、運用状況と今後の展望について明らかにした。同社によると、現在までに、五島市に19軒ある全ての保険薬局がシステムを整備。約4万人の市民のうち、20%強に当たる約9000人がネットワークに参加しているという。

長崎県五島市、自治体が市民の薬歴を一元管理


市をひっくるめての情報共有システムの導入。

長崎県五島市の決断は素晴らしと思います。


そもそも個々でのお薬手帳の電子化などでは

薬局‐患者間には対応出来ますが

薬局‐患者‐医療機関‐医療機関にまでは対応出来ません。

何より高齢者にスマホから登録してもらう事自体とても違和感を持ちます。

そこでレセプト情報を抽出する事で患者さんの負担なしに

地域全ての医療機関と患者さんを包括し情報共有できるという事は

今後の医療において必須になるのではないでしょうか。



市全体での導入はかなりハードルが高い印象をうけますが

今回五島市はメディカルアイの情報システム「医歩(ippo)地域お薬カルテ」を導入し

通常、数千万~数億円掛かる初期費用を、1000万円強に抑えたらしいです。

人口約4万人の規模でこの予算ならば

医薬品の安全管理や在宅医療への利用、情報の二次利用も考慮すると

かなり現実的な先行投資だとも思えます。


そもそも通常数千万~数億かかる費用ならば

どこか破格の値段で情報システムを販売して

独占的な形をとる方が利用者にとってはいいのかもしれませんが

あまり現実的ではありませんねえ。



昨日は医療費削減の目標値を都道府県ごとに打ち出すという記事でしたが

医療分野の情報の共有は国の単位でなく

まずは細分化された形というのがスタンダードになるのでしょうか。



とにかくこのようなシステムの導入により

お薬手帳の是非や薬薬連携などの解決に繋がるのは大きいです。


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