これからの薬剤師は薬の「提案」より「削減」


高齢者を中心に膨らむ医療費を抑制するため、早ければ2015年度中にも都道府県ごとに医療費支出の目標を設定する-。政府がこんな方針を打ち出した。
医療費の抑制はやむを得ないとしても、数値目標の設定が地域医療への重圧にならないよう配慮すべきだ。都道府県側には異論や反発も予想されるが、適正な地域医療を考える契機と受け止めたい。

医療費目標 丁寧な説明で理解を得よ


医療費の増加を抑制するために都道府県別に医療費支出を見直すようです。

問題点としては医療費削減が目標になりすぎて

適正な医療を受けられない可能性があることと言われています。

薬を扱う者として医療費削減で行える事は

ジェネリックの推進や残薬チェックなどが挙げられますが

実際一番必要な事は大変根本的な事だと思いますが

無駄な薬を削減する事だと思います。


現在、医療の膨大なデータを電子化により扱うことが可能であり

今回の都道府県ごとの医療費目標値もレセプトを利用し設定されます。

そこで薬の出しすぎなどのチェックを行い医療費削減に繋げる方針らしいのですが

今後薬剤師の職能として

「薬の削減」を極的に提案する事が大事になってくるのではないでしょうか。


従来は患者さんの訴えに対して

代替薬や追加薬の提案を重点的に行なってきたと思います。

その事は患者さんの為を思って行う事であり

もちろん未来永劫行うべき薬剤師の大切な仕事だと思いますが

薬を削減する事で医療費面はもちろん

患者さんの身体の負担の軽減にも繋がるのではないでしょうか。


例えば血圧や血糖値などは基準値を逸脱したら薬を飲むという構図が出来ていると思いますが

そもそも基本的に基準値は全世代の平均値というだけです。

そこで多少基準値を上回っている状態で薬を飲み始め

多くの系統の薬を何種類も半永久的に飲み続ける事で与える身体への弊害と

それに伴う医療費の増加は大きな問題だと思います。




時代は電子化で多くの情報を共有出来るようになり

そして今回都道府県の医療費目標を設定する事になりました。



この流れに乗り

薬剤師側も本当に飲むべき薬なのかを再検討し

予防医学などにもっと予算を割くべきでしょう。


そのためにも薬剤師が地域の健康相談所になるべきであり

削減可能と思われる薬の提案を積極的に行なっていく必要があると思います。



ただ問題のない処方箋に対して

削減の疑義をかける事はなかなか難しいのが現実的な問題です。

しかし薬剤師が

上に挙げた膨大なデータから得られた情報などをうまく活用し

確かなエビデンスのある情報を収集可能になれば

もっと積極的に活動出来るのではないかと思います。


そして何より大切な事はやはり

普段からの医師とのコミュニケーションではないでしょうか。

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