薬学生は実習に理想を求めすぎ。理不尽も実習。

薬局実習に関する記事が日経DIのコラムにあったので読んでみました。

→薬局実務実習の醍醐味


読んでいると薬局実習を肯定する意見が

別に薬局である必要がなかった印象を受けました。

一方で薬局実習で得られた事よりも

ネガティブな感想がかなり多く書かれていました。

無意識か分かりませんがかなり書かれていて

少し笑ってしまいました。

で、その感想を引用させていただきますと

「終わってみて、とても楽しかったが得た知識や技術は少なかった」
 「疑義照会が行われていなかった」
 「薬を集めて患者に渡すだけで、情報提供は行われていなかった」
 「服薬指導といっても、『これは○○の薬です。1日○回飲んでください』くらいしか言ってなかった」
 「学生に服薬指導をさせてもらえず、服薬指導の見学もさせてもらえなかった」
 「薬剤交付の際、薬剤師が誰もついてくれず困った」
 「学校薬剤師に関して、『各種検査をしてお金をもらうバイトのようなもの』という説明を受けた」
 「私用のおつかいをよく頼まれた」
 「毎日罵倒された」
 「他の薬剤師さんや患者さんに対する陰口、悪口をいつも聞かされた」

だったそうです。


このコラムでは

薬局が本来あるべき姿を実践していれば

こんな声がなくなるに違いありませんと書かれていましたが

実際に上記の学生の感想が

そのまま今の薬局の現状でしょう。

つまり「本来の姿」なんです。


もし仮に完璧な薬局実習のカリキュラムが出来たとしても

果たして学ぶべきことは知識だけでいいのでしょうか。


例えば

理不尽に罵倒されることも

私用なおつかいをさせられることも

薬剤師を育成する実習の中なので

不適切極まりない事は確かですが

個人的にはよりリアルな現状を体験する事になり

そういった事も含めて「実習」でいいと思います。

これが社会に出て耐性が全くない場合ならば更に悩むことになるでしょう。

いい面も悪い面も学ぶことが実習だと思います。

しっかりした知識だけ学びたいのであれば

レジデントとして働けばいい。


少なくとも実習の知識と座学の知識が

リンクしない事は多々あります。

なので実習とは仕事の雰囲気というか現状というか

そういったニュアンスのものを体感出来ればいいのではないでしょうか。

もちろん最低限の教育は必要だと思いますが

そもそも実習に対して過剰に反応する学生は

薬剤師の仕事に理想を求めすぎなのではないでしょうか。



しかし今のままの宙ぶらりんな実習の現状で

6年制にしてまで行うべきとは思いません。



学校は実習先にお金を払い

それ以上の学費を6年制になった学生から徴収し

学生は満足のいかない実習を受けさせられる。

このサイクルは無駄以外の何物でもありません。



それに実習時期も

国試→実習にすべきだと思います。

そうすれば保険も考えて6年制に進むしかない学生が安心して

4年制薬学部を選択肢に選べ

優秀な研究者がもっと増えるのではないでしょうか。

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