専門薬剤師が変わる

そもそも専門薬剤師とは

・がん専門薬剤師
・感染制御専門薬剤師
・精神科専門薬剤師
・妊婦・授乳婦専門薬剤師
・HIV感染症専門薬剤師

の5種類だったのですが

これは病院薬剤師の為のものであり

日本病院薬剤師会が認定していたため

必然的に薬局では専門薬剤師になれませんでした。


しかし後に日病薬以外の各団体が

それぞれの専門薬剤師を

それぞれの基準で認定しており

その結果多くの専門薬剤師が存在する一方

全く統一基準を持たない多くの専門薬剤師が誕生してしまいました。


現在

糖尿病・小児・在宅・救急・循環器など

様々な専門薬剤師が認定されています。


そしてこのままでは専門薬剤師の質の担保が危ぶまれ

無駄な乱立が問題視されました。



そこで今回厚生労働科学研究班は

社会的な信頼が得られる制度とするため

第三者評価機関の認証が必須と位置づけた上で

「専門薬剤師を認定する学会、団体が整備すべき基本的事項」を初めて示しました。


一見抑止力のような感じを受けたのですが

しっかりした基準に沿った専門薬剤師を作りなさいという話であり

そうなれば質の担保した

もっと狭くて深い専門薬剤師の誕生も見込めるかもしれません。



そもそも専門薬剤師に対してネガティブなイメージの根源が

専門薬剤師になるためには会員という形を取らざる負えない事でした。

例えば日病薬の5つの専門薬剤師では

当然ながら日病薬への会員である事が必須です。


この形があまり良いとは思えなかったのですが

実は今ある日病薬以外の専門薬剤師は

特に会員制というものをとっておらず

会員の囲い込みのような印象もありません。


そもそも今回の専門薬剤師の整備指針でも

「専門薬剤師を与える機関は、学会等の団体で営利目的でない法人格を持つことを求めている」

とあります。



あえてよく言ってくれました。





認定薬剤師のようにシール集めではなく

しっかり試験も行われ

それなりの研修もあり

それの質を担保するための今回の整備。



病院の専門薬剤師はハードルが高すぎるし

受講するだけでなれる認定薬剤師は意味ないし

けれど自分の専門性を高めたいという人には調度いい制度になっていくのではないでしょうか。


もっと細かい分野での専門薬剤師を多く

決められた基準の下認定して欲しいです。

そうすることで日頃の学習意欲も増し

他の診療科の分野への興味も開けるかもしれません。




厚生労働科学研究班「6年制薬剤師の輩出を踏まえた薬剤師の生涯学習プログラムに関する研究」(研究代表者:乾賢一京都薬科大学学長)は、専門薬剤師制度を整備するための指針をまとめた。社会的な信頼が得られる制度とするため、第三者評価機関の認証が必須と位置づけた上で、専門薬剤師を認定する学会、団体が整備すべき基本的事項を初めて示した。養成を目指す専門薬剤師像を明らかにし、指針を踏まえた制度を作ることで、専門薬剤師の質の担保につなげる。
専門薬剤師制度に整備指針‐質確保へ第三者評価必須

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