薬局密度が一番高いのは佐賀県


【薬局密度】意外にもあの県に多かった

分業推進の国のバックアップもあって

医薬分業が進み

薬局の数も

全国の薬局数は現在55,797ヶ所
[厚生労働省, 2012年]

にまで増えたそうです。

そこで薬局密度の高い県と低い県TOP5があったのですが


<密度の低い県>
1. 福井県―――― 32.5
2. 京都府―――― 34.8
3. 奈良県―――― 35.2
4. 埼玉県―――― 36.0
5. 富山県―――― 36.4
(いずれも人口10万対。 [厚生労働省, 2012年])


<密度の高い県>
1. 佐賀県―――― 62.2
2. 山口県―――― 57.4
3. 広島県―――― 56.8
4. 福岡県―――― 54.8
5. 宮崎県―――― 52.2
(いずれも人口10万対。 [厚生労働省, 2012年])


となっていたのですが

密度の高い県の多くが地方であり

しかも九州というのに驚きです。

しかし単純な薬局数で言うと

平均してⅠ県あたり1000件を超す中で

佐賀県などは約500件

山口県でも800件という数なので

密度が高いというよりも

単純に人口が少ないだけの影響が多々あると思います。


しかし問題はそこではありません。

この人口密度対のデータは

単純に人口を考えていると思います。

しかし薬局を軸に考えるのであれば

薬局を利用する人の対薬局数を示すべきだと思います。

実際にはそのようなデータは難しいと思うのですが

それを示すことで現実的な問題である

在宅を行うために十分な薬剤師が薬局に居ないという事が導けるでしょう。


地方の方が薬剤師が少ない。

地方の方が医療が必要な高齢者の割合は多い。

しかし九州などでは薬局密度が高い。

これは薬局の「箱」としては充分数があるが

中身としての「薬剤師数」は不足しているため

少数の薬剤師が多い薬局の現状を示唆しています。

そしてそれは在宅医療が叫ばれている昨今において

在宅まで手が回ってない状況も示します。



しかし分業がまだ完全ではない以上

1つの医療機関が院外に出して

2つ以上の薬局が門前に出来る可能性も多々ある中

さらに密度的な物は増えていき

更に薬剤師が充分数いる薬局は減っていくでしょう。

国試の難化の影響で薬剤師誕生数も減りましたしね。




実際にこれまで院内処方だった病院が院外に出したとするならば

恐らく薬局が門前に1件も開局しなくて困るといった事例は

今の薬局業界ではほとんどないでしょう。

しかし

いざ急に院外に処方箋を出すとなったときに

十分な薬剤師を確保出来ない個人では難しかったりする中

ノウハウや人材確保に利のある大手が着手する事が

大手が売上と共に薬局数を増やしていった理由のひとつでもあります。



今は大手の店舗数上昇が

大なり小なり問題に挙げられていますが

個人的にはあんまり興味がありません。

しかしあまりに利益追求ばかりに目を向けているような印象が拭えないのも事実。


それならば少し大手に折れて貰いたいところです。



例えば地方の絶対的不足の在宅問題。


大手が多くの薬剤師を全体として抱えているのは事実であるため

在宅に関するノウハウも集結すれば

かなりのものになると思います。

なので大手チェーンは一歩引いて

まだ開局してない個人薬剤師向けに

在宅に特化した薬局を開局を推進するための

コンサルを行ったりすればいいと思います。

「更に薬局数を増やすつもりか」

と言われそうですが

このまま在宅を行わなくても

充分ご飯が食べれる薬局を無駄に増やすよりかは

個人が各々在宅を行い

少しでも地域医療に貢献したほうが良いと思うんですけどね。



大手もこれ以上の風当たりが強くならないように

という訳ではありませんが

更に地域医療に貢献すべきでしょう。



というか大手なのに給料安いってどういうこと!?



これも薬局業界の不思議なところです。

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