オンライン服薬指導はやはり普及しない?



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オンライン服薬指導は思った以上に普及しないのではないか

と改めて思った記事がありました。



そもそもオンライン服薬指導を活用できるイメージとして

病院から離れた場所に住んでいる患者さんの自宅に

医師が訪問診療を行い

その患者さんに薬局薬剤師がスマホやパソコンからオンライン服薬指導を行って完結する

といった形も存分に有り得ると思ったんですが

特区での遠隔服薬指導は、遠隔診療が行われた上で処方箋が交付された場合に行われることから、対面診療の原則の下で、継続して診療を受けている患者が対象になる

そして医師会の方からの質問にも

日医副会長の今村聡氏は、例えば患者が医療機関に行き、対面の診療を受けた場合に、服薬指導も対面とするのかどうかを確認。厚労省は、「当然のことながら対面の服薬指導になる」との見解を示した。

⇒特区での遠隔服薬指導、報酬が明らかに


という事から当初の予定通り厚労省としては

「対面の診察の場合は対面の服薬指導が当然」

という認識は変わらない様子だからです。

これはつまり

「オンライン診療でない限り対面での服薬指導が必須」

という事になりますので

これまでの調剤薬局の概念をぶち壊す

服薬指導は立地に依存せずに自宅で行い薬は後日郵送

というシステムはほぼ否定されました。



ただあくまでも現段階のオンライン服薬指導もオンライン診療も

時代の流れと共に

システム自体が将来的に大きく変わる可能性もあると思いますが

以前ここでも書いた通り

病院に行って診察してもらって家に帰り

そこからスマホのアプリやパソコンを立ち上げて服薬指導してもらう

という形が普及するのかはやはり微妙でしょう。


⇒オンライン服薬指導解禁が及ぼす影響



もちろんこれまで一応診察をしないといけないからと

対面での診察を行ってきた医療機関がオンライン診療に目を付けて

一部の分野で広がる可能性は多々ありますが

対面であれオンラインであれ責任が生じるのは同じなわけで

「オンライン診療だったので誤診してしまいました」

なんて通るわけもなく

今後オンライン診療においても当初の予定通り

「対面の補完」という立ち位置は変わらない気がします。



ただ使い方によってはオンライン診療は色んな使い方が可能で

例えば検査結果の報告であったり

婦人科や心療内科や美容皮膚科などの分野を利用する人の

利便性を高める目的としてもかなり有効でしょう。



個人的にはオンライン診療にもオンライン服薬指導に関しても

賛成も否定もしませんし

何より時代の流れが先導すると思います。


しかしオンライン服薬指導が爆発的に普及したとすると

スマホで服薬指導した場合に

「いつもの薬ですね。では発送しておきます」

と電話口で告げるだけで服薬指導とする薬局が

ほぼ100%出てくると思いますので

それを最小限に留めるためにも

制度設計をしっかり整え

適正範囲内で普及するのが一番かと考えます。


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