ノルレボのBTCには反対。そもそもBTCとは?



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ノルレボ(緊急避妊薬)のスイッチ化が不可とされ

その後様々な意見が飛び交いました。

「OTC化のリスク」と「OTC化しないデメリット」

の意見はどちらも正論であり

この議論に絶対の正解はありません。

ただ両者の意見を見ても

やはり個人的にはOTC化に賛成です。

再度重複する意見を書くのもあれなので

詳しくはこちらを読んでください。

ノルレボ(緊急避妊薬)の市販化不可は誰のため?


そして賛成・反対意見の折中案として

「BTCにすべき」

という意見もありました。

そもそもBTCとは

Behind the Counter 。BPC(Behind the pharmacy Counter)とも米国で呼ばれる. 薬剤師が直接管理できるカウンターに置かれ、販売には薬剤師のコンサルティングが要求される医薬品をいう

薬学用語解説より

ざっくりしたイメージとしては

OTC薬(要指導医薬品)と処方箋医薬品の中間で

若干処方箋医薬品よりといった感じでしょうか。


確かにこれならば薬剤師の対面での関与も可能で

OTC化のデメリットも防げそうです。

でも思うんです。

仮にBTC薬となり薬局での販売を許可したとして

果たしていくつの薬局がノルレボを在庫として配置するのでしょうか。



薬局の数は現在5.8万件ですが

これら全てにノルレボが配置されるとすれば

アクセス良好、OTC化の必要性もないでしょう。

しかし個人的には

ほとんどの薬局は在庫しないのではないかと考えます。



ノルレボの納入価がいくらか知りませんが

あすか製薬の希望小売価格は1回分で1万円程度ということらしいです。
あすか製薬の緊急避妊薬ノルレボ 希望小売価格は1万円程度



かなりの高額な薬です。

おまけに売れるか分からない薬です。

そしてこれを在庫する・しないは経営者の判断です。








現在の薬局においても

OTCですら十分に配置してある薬局は少数派。

販売権があったとしてもです。

今でこそ排卵検査薬(妊娠検査薬ではありません)は

ドラッグストアで購入できるようになりましたが

以前は薬剤師のいる薬局でしか認められていませんでした。

そして実際に薬局に排卵検査薬を常備販売する店舗は少なく

結果海外製の排卵検査薬の購入を求める人が後をたちませんでした。

そもそも薬局で購入できることを知らない人も大勢いたことでしょう。

ほとんどの薬局に置いてないため当然です。



では果たしてその状況において

高価かつ売れないかもしれないノルレボをBTC化しても

意味があるのでしょうか。



結果身近な薬局に置いてないとなると

せっかく「望んでない妊娠」を避ける可能性が格段に広がるかもしれないのに

その芽を摘むのはまさに薬局

ということにはなりませんかね。


薬局の良心にまかせて

「OTC化するより適切である」とトータルで考えて胸を張って言う事は

個人的には残念ながら難しいと感じます。



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