薬局における副作用報告の話題について



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最近話題になった

「薬局における副作用報告の医療機関との連盟での提出」

の話題について軽く書きたいと思います。




この問題ですが

1つの病院で少数の薬を服用しているだけならいざ知らず

複数の病院で多種類の薬を服用している人が多い現状において

薬局と医療機関の情報共有を元に「連携」する必要性は絶対必要と思うんですが

あえて「連盟で提出」とする所が問題視されました。



また、トレーシング・レポート等で連絡した医療機関に協力を仰ぎ、医師による副作用の診断、患者の転帰、検査値等の副作用を疑う状態に関する情報等を共有する中で、薬局から副作用報告を当局(PMDA)に行うとした場合、当該医療機関との連名で提出することを検討する

医薬関係者による副作用報告の推進 に向けた取組について



そもそも単剤ではない複合的な副作用の発現において

副作用の情報収集や未然防止対応について

具体的な対応策を講じるために今回作成された案なのに

結果窓口を狭めるかもしれないと言った

ツッコミどころ満載の仕上がりになっています。

ただこの骨子を作成している段階では

薬局薬剤師の活用を大いに考慮していたのは間違いありません。



例えば薬局での対応として求められることに

副作用の疑い時点でも必要に応じて当局(PMDA)への副作用報告を検討することが、安全な薬剤の提供や薬剤の適正使用に資する役割として期待される


と、「薬局からも副作用報告を行うべきである」

という見方がほぼ全てを占めている作りの中で

一番最後にとって付けたかのような「連盟」が問題の根源です。


もちろんこれを作っている段階においては

まさかこんな一文を入れるとは思ってもみなかったのでしょう。

語尾に「当該医療機関との連名で提出することを検討する」という言い回しも

急遽要望に応えて記載しました感が満載です。



ではそもそも誰からの要望であったのかと言えば

どうやら日本医師会副会長の中川俊男氏らしいのですが

薬剤師が単独で副作用報告を行うことがお気に召さない様子です。


この副作用報告の問題は言わずもがな

副作用報告のハードルが格段に上がってしまうことですが

個人的に問題だと思うのは

中医協の場で何につけても薬剤師を否定しまくる

日医の委員である中川氏が

この様な場でもまた薬剤師との職域争いを勃発させようとしていることです。



もちろん良いとは言いませんが

中医協では報酬を巡って薬剤師会側と医師会側が対立するのは必然であり
(いつも一方的ですが)

もはや定例行事となっているため

ある程度無茶な事を言っても100歩譲って仕方ないと考えます。

しかしこの様な

まさに患者さんの健康に直結する話題に関しても

薬剤師の活動を否定するような主張をすることは絶対に違うと思うんです。

争う場所を間違えています。

そして実際に自らの発言がこうして影響を及ぼしていることを

本気で考え直すべきです。

(影響が出る様に発言したのでしょうが)


いや、もし医師会側としては本気で薬剤師に関係なく

医師との連盟が必要と考えている可能性もあるでしょう。


ではもしこの方針で話しが進み

結果副作用報告が厚労省・PDMAに届かず

結果大勢の健康被害に影響を及ぼした場合に

果たして責任が取れるのでしょうか。



まあそうなると薬剤師側としても悪い気しかしないので

直接製薬企業に報告する件数が増えるだけの気もします。


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