勝手に後発品に変更した薬剤師はどうなの?



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日経DIの

嫌なら、出ていけ!!!

という記事ですが

簡単に要約すると

薬局と同じ医療ビルの内科医師が勝手に後発品に変更され激怒。

ただ後発品への変更不可のチェックもない。

しかし諸々考えて薬局の開設者は理不尽な叱咤に耐えた。



という内容ですが

これ、「問題があるのは医師」とするのは違うと思います。





まず現場の薬剤師ですが

そもそもその激怒した医師は

「後発品が大嫌いで、後発医薬品調剤体制加算の算定に大苦戦」

するほど後発品に抵抗がある医師らしいのですが

この医師が

勝手に処方薬を変えられることをとんでもなく嫌う

という事は十分に想像できる話しなので

勝手に後発品に変更するのはどう考えても悪手です。


それに後発品への変更後は

調剤した薬剤の銘柄等について

発行した医療機関へ情報提供する必要もあり

それを怠って患者さん経由で後発品利用が発覚したのであれば

例え処方箋の「変更不可」欄にチェックがなく

変更しても何ら問題のない薬だとしても

そりゃ怒るよねという話しです。




もし現場の薬剤師が

「そこまで医師の顔色を窺う必要はない」
「後発品を利用するのは患者さんの権利だ」

と主張して後発品を勧めたならばまた別の話しですが

普段はその医師に対して後発品の使用に関し

お伺いを立てながら少しずつ後発品を採用しているらしいので

今回の件は現場の薬剤師の落ち度と言っていいでしょう。



そして医師に関してですが

1日に20人くらいの患者さんで60代後半の医師

という事なので

おそらく自分の城を築いて1人でやってきた医師なのでしょうか。

そして後発品が大嫌いという事みたいですが

後発品の使用がゼロという訳ではないみたいなので

どうやら断固として後発品を認めない

というわけではなさそうです。

では何を基準に後発品を認めないのか分かりませんが

「薬は全部医者が決める」と言った

後発品の質の是非で反対している訳でないパターンが

今でも少なくありません。

まあこの医師の事を知らないので何とも言えませんが

後発品の普及を80%に持っていくことを本気で行うのであれば

絶対的に存在する後発品否定派のこの意見を

いつまで受け入れるべきかの議論が必要だと思います。


そして最後に社長です。

色々思う所はあるのですが

気になったのはこの考え。

「そのビルにはM医院のほかに、めちゃくちゃはやっている皮膚科と眼科が入っているから、M医院がなくても薬局経営は困らない」



大分正直ですね。

薬局を経営する上で儲かる儲からないの尺度は大変重要だと思うんですが

まあこのような本音の部分を包み隠さない所が

病院経営者で成り立っている医師会から

調剤薬局は儲け優先と非難される所以でしょう。




あと気になったのが

今回社長が不満を口にするのを留まった理由の1つである集中率の問題。

これは制度の問題なんですが

この社長も将来を見越して

集中率を考えたらM医院も必要だという結論に至ったみたいです。


しかしそもそも医療ビルに入っている薬局に対して

集中率を考えて調剤基本料の算定に優劣をつける必要ってあるんでしょうか。


また、話は少しそれますが

医療ビルや敷地内薬局に関しては

かかりつけ薬剤師の算定数で特例除外はなくすべきです。

そもそも特例除外の対象がかかりつけ薬剤師の算定って意味が分かりません。


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