クオール薬局の実習を辞退した東京理科大薬学部にあっぱれ!



にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
   

大手薬局チェーンのクオール(東京都港区)の店舗で処方箋の付け替えがあったとの一部報道を受け、東京理科大学薬学部は、クオール薬局での薬局実務実習を辞退した。5月8日から始まる実務実習1期で、学生3人が千葉県の2店舗と埼玉県の1店舗で実習を行う予定だったが、近隣の別の薬局に変更となった。
東京理科大、クオールでの実務実習を辞退




クオール薬局に関してはこちらでも書いています
クオール薬局、やっぱりおかしくないか?




大学側はかなりの労力を要した事でしょう。

記事にもある様に

まずは学部長への了承を得て

次は実習地区調整機構からの了承。

そして埼玉と千葉の県薬剤師会と調整。


これだけでも十分大変ですし

実習は5月8日からスタートするそうなので

今回のクオール薬局の不祥事を受けてからの迅速な対応は

判断力・行動力共に驚きます。

これがもし自分ならば

クオール薬局の今回の件は

いまだに公式の見解も公表していない中

実習先にふさわしくないのは明白で

絶対に許される事ではありませんが

「もう来月から実習が始まるし、問題が起きた店舗じゃないから今回は仕方ない」
「何より実習を受け入れてくれる現場の薬剤師に申し訳ない」

と、もっともらしい理由をつけて今回はスルーしていると思います。


しかし本来薬局などの実習先にお願いする立場である大学側が

この様な毅然とした判断を下すと言うことは

これ以上にない今の薬局業界に対する明確な主張ではないでしょうか。


ただでさえ実習の受け入れ先として

やはり大手などは店舗や人材が豊富なために重要な受け入れ先。

それに実習先に対して「実習をしていただく」と言う

謙った立場が大学のイメージですが

すでに第2期の学生もクオールの実習を取りやめているそうですし

「ほとぼりが冷めたのでまた実習の受け入れお願いします」

とはならないでしょうから

今後も実習先としておそらくクオールは禁忌になるでしょう。

さらに言えばクオール薬局に就職しようとしている人や

今後就職を検討していた人にまで影響が出る可能性も当然出てくると思います。


しかしそんな事はきっと百も承知ですよね。


それでも今回

「学生の立場から判断した」と急遽辞退し

「学生からクオール薬局について問い合わせがあっても正確な情報が伝えられない」

ためとしている事から

大学側は学生ファーストで考えた結果だと思います。



大学の元を離れて学ぶ実務実習の場ですから

そこで得るべき知識や技能もそうですが

やはり薬剤師として身に付けるべきモラルを尊重し

そしてさらにこれからの薬剤師の未来を担う学生の事を考えたのではないでしょうか。



いずれにしても東京理科大の担当の方は英断だと思います。

数ある薬局の1つの実習を急遽取りやめる事で

こうして無関係な人間の耳にまで届くと言うのは

大変意義があった結果になったと思いますし

やはりクオール薬局の今回の問題はそれだけ大きな問題だと思います。


また今回実習を辞退したのは不正を行っていない店舗の薬局ですが

これも、もう調剤チェーンは不正があっても店舗切り捨てでは

誰一人として納得していないと言う意思の表れだと思います。

チェーンの幹部の方々はそのことに対して

いい加減気付くべきではないでしょうか。

いや、気付いているけどこれが最も都合のいいシステムなのかもしれません。




最後にこれは超個人的な勝手な推測ですが

今回のクオールの件は最後の決定打

つまりそれ以前に「何か」があったのではないかと穿った見方をしています。

それゆえの迅速な対応でもあったのではないでしょうか。

今後辞退する大学が理科大以外にも波及するかもしれません。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク


follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

black black

Author:black black
薬局・病院・医療業界など薬剤師を取り巻く業界の最新ニュースをお届けします。

ランキング
最新記事
ネット検索ならベスト
フォントが小さく情報が多い
時給4000円以上ならココ
ランキング
PVアクセスランキング にほんブログ村
来客数
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示