薬局の薬歴未記載問題と富山市議会問題



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地方議員の政務活動費の不正受給が問題になっています。

そして富山市議会では不正受給が発覚し

なんと9人もの議員が辞職しています。


しかし

これに関して異論を唱える人はほぼいないでしょう



もしこれらの議員達が

「不正に受け取った金額は全額返金させていただきます」
「これからは誠意を持って市民の方の生活が良くなるように頑張ります」

と心を入れ替えたとしても誰も納得しませんよね。



しかしこれと似た様な事が薬局業界にも起きました。

そうです。薬歴未記載問題です。


2014年の1年間に

1220薬局で薬剤服用歴(薬歴)の未記載があったことが発覚し

未記載件数は約81万2千件に上りました。

金額で言うと最大で3億円の診療報酬が不適切に請求されたとの試算も出ています。

ちなみにこれは自主点検の結果です。



しかしこれにおける対応というのは

不適切に請求した所は金額の返金。

そして後は平常運転です。


そしてこれに対して薬剤師会は

日本薬剤師会常務理事の安部好弘氏は、「薬剤師を代表する委員として、極めて遺憾であり、深くお詫び申し上げたい」と謝罪。その上で、再発防止のため通知、研修に取り組んでいる
薬歴未記載81万件「保険制度への影響大きい」



と説明していますがこれっておかしくないですか?



これが議員の立場だとすれば

「政務活動費の不正受給は良くない。再発防止のため努力する」

と返金して言ってるだけのようなものでしょう。




昨今の調剤薬局バッシングにおいて

「院内処方の方が安いから院外薬局は無駄である」

という指摘も多くあります。

そしてそれに対して

賛成の意見も反対の意見もあるでしょう。

そして各々の言い分も存在します。


ただこの薬歴未記載問題で不正な請求を行うのは

誰がどう考えても悪だと思うんです。


よって薬歴未記載の不正受給による薬局バッシングにおいては

一切の反論の余地はないと思っています。



もちろん中には

「通常の業務が忙しくて薬歴が書けない」

「残業はするなと上司に言われている」

という薬局もあるかもしれませんが

そんな理由が一般的に通るはずがありません。








今月、日本調剤が日本最初の薬局である水野薬局を買収しました。

そして代表社員水野善郎のコメントに

「昨今の薬歴未記載問題 に対しての業界団体等の対応等に疑問を覚え」

というコメントがありました。



そのコメントの本心は分かりませんが

少なくとも「業界団体等」に懸念を抱いており

なお且つ「薬歴未記載問題」をピンポイントで指摘している点。

そして

「社会的にもコンプライアンス責任 を持つ公開企業の日調に、【水野薬局】ブランドをお任せする」

という事からも

今後も必ず起きる薬局業界の逆風において

この薬歴未記載問題というのは

「解決した過去の出来事」とは思っていないと思うんです。


むしろある意味水野薬局からの「警告」でもある気がするんですよね。

完全に推測の域を脱していませんけど。



ただ業界全体を見た時

薬歴未記載問題は依然として解決していないと思います。





個人的にも不満な点はやはり未記載問題が起きた際に

薬剤師会が発したこの言葉です。

厚労省には「未記載が多い薬局には 個別指導の実施を求めたい」と要望した。


と言っていますが、国民の皆さんの中で

不正に請求されていて

「厚労省の個別指導の実施」

なんかで納得する人いますかね?


あまりにもぬる過ぎる対応だと思うんです。




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