日本薬剤師会学術大会・銀座企画で一番の問題点



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この話題を目にした時

怒りや落胆を通り越して

この方々は本当にヤバいんじゃないか

という感想しか持ちませんでした。

まだご覧になっていない方は百聞は一見に如かず。

という事でぜひ一度HPをご覧になることをおすすめします。

第50回日本薬剤師会学術大会



もし見るのが面倒な人はこれを見れば大体理解してもらえるでしょう。

銀座を楽しむ”究極”コース
「銀座のクラブ体験 あの黒革の手帳の世界へ」
この度の学術大会に合わせて特別なルートを開拓し、普段お休みの銀座の高級クラブを開店していただき、ご希望の皆様にお楽しみいただけることになりました。
高級クラブ 5万円(税別)/お一人様、追加料金なし





20年ぶりの東京開催ということで張り切ってしまったのでしょうか。

個人的にこの件に関して何がヤバいのかと言いますと

もし自分が単純に学術大会という、言わば

「薬剤師会にとっての大イベント」が無事終了した後に

銀座を楽しもうと浮かれ気分になるのであれば

身内でこっそり薬剤師会という特権を利用して

銀座を堪能すると思うんです。
(それはそれで超問題ですが)

ただ今回の薬剤師会はその様な

「自分達だけ楽しみましょう」

ではなく

「参加者の皆様もぜひ楽しみましょう!!」

という

上手く言葉が見つからないのですが

変な共有意識を持っているというか

コンビニの冷蔵庫に入ってワイワイしている様をSNSに挙げているのを

目にしたのと似た感覚を覚えたことです。



まさか自分たちがしなくてもいい事をして

自ら火種を付けて燃料を投下していること。


そしてそれに全く気付いていないことに本当に驚きです。



このご時世

この様な事をすれば叩かれることなど容易に想像が付くと思うのですが

これを堂々と記念すべき第50回の

日本薬剤師会学術大会のHP上に載せ

さらに新着ニュース的な扱いまでご丁寧に行っているのは

もはやこれは感性がズレているというレベルではなく

諸々通り越して不安になってしまいます。




ただ真面目な話し

問題と思うのがHPにも載っているこの一文


この度の学術大会に合わせて特別なルートを開拓し、普段お休みの銀座の高級クラブを開店していただき~

になると思うんですが

この特別なルートを開拓するために


日本薬剤師会という肩書を使っていないか否か。


もしこれを利用しているのであればこれは由々しき問題であり

仮に会員の会費から予算が少しでも出ていたりする場合はさらに悪質です。




ただ、この様な企画に職能団体の名前・予算を利用するはずはないでしょう。

しかし中にはそうは思わない薬剤師会会員の方もひょっとするといるかもしれません。

するとその様な誤解している会員の方の誤解を解くためにも

真意を公表して欲しいものです。








薬剤会は昨今の大手調剤チェーンの不祥事に対して

「許しがたい行為」
「仲間と思いたくない」


という主張をされています。


ただこの件で

全国の薬剤師から仲間と思われたくないのは薬剤会側になってしまいました。

この件に対して薬剤師会はどのような対応を取るのでしょうか。




「末端が勝手に行ったこと」


と、耳に胼胝ができる言い訳をまさか日本薬剤師会様が行う訳はありませんよね?


それともリフィル処方箋よろしく


「議論の段階ではない」


とでも言うのでしょうか。

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大手調剤薬局の処方箋付け替えは自らの首を絞めるだけ



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大手チェーンのアイセイ薬局(東京都千代田区)は、2017年8月4日、一部店舗で、処方箋の不適切な取り扱いがあったと発表した。アイセイ薬局が処方箋の付け替えで不正請求


クオール薬局に次いで

大手調剤チェーンのアイセイ薬局でも処方箋付け替えが発覚しました。


クオール薬局の時と同様に

結局不正を行ったのは末端の社員の判断であり

会社としてはただのガバナンスが悪かっただけとするのは

やはりクオール薬局同様とんでもない話しです。

ただ、クオール薬局の時は話題を拡散させないように

公の場での沈黙を続けたことが逆に悪評を買ってしまった点を見習って

即座に謝罪を行った点は評価できますが

アイセイ薬局に関しては


対象となった処方箋は、社員とその親族のものだが、その枚数や関わった店舗の数、不正が行われていた期間も公表していない

という点が

実はクオールとは規模の大きさが違うのかなと

想像してしまいます。

もしこの不正が行われている規模を精査し

組織的に行われていることが発覚すれば

これまた大問題に発展するでしょう。


そして薬剤師会も処方箋付け替えに関する自主点検を行っていますが

そこに真実を書く・書かないはさて置き

全国的に見ればかなりの薬局で付け替えは行われていると考えます。



この処方箋付け替え問題。

個人的にはクオール薬局の付け替えを目にした時は

その対応を含めて怒りが込み上げていましたが

今回このニュースを目にした際には

今後の大手調剤チェーンに対する診療報酬改定への逆風を考えると

自業自得だと考えることにしました。






現在の調剤基本料3は

同一法人グループ内の処方せん受付回数の合計が1月に40000回を超える法人グループに属する保険薬局のうち、以下のいずれかに該当する保険薬局

・特定の保険医療機関に係る処方せんによる調剤の割合が9割5分を超える保険薬局
・特定の保険医療機関と不動産の賃貸借関係にある保険薬局



という要件になっています。

そして付け替えが行われる大手においては

95%を超える集中率をいかに下げるかがポイントになっており

これを巡って処方箋付け替えが行われていると言っても過言ではありません。


そしてここでの問題は

「たった5%ほど集中率を下げることは手が届いてしまう」

という点です。


そもそも集中率が95%前後の薬局なんて

もはや超マンツーマン薬局です。



しかしたった5%ならば従業員の家族を総動員し

はたまた従業員の知り合いにも頼み込めば

まあ不可能ではない数字だと思います。


これが10%の集中率を下げるために

他の医療機関から付け替えを行うと考えれば

そこは発覚するリスク・実現の可能性を考えた時に

思いとどまる所も多いでしょう。

しかしこの5%と言うのは本当に絶妙な数字だと思います。


そもそも国の政策に逆行している大手に対して

この95%という集中率を設けるのは個人的には

大分甘い

という印象を受けたんですが

一連の付け替え問題は

この低すぎるハードルを

それなりの高さのハードルに再設定するきっかけ

を与えてしまいました。



また調剤基本料3の特例除外である

かかりつけ薬剤師指導料の算定に関しても

薬剤師1人で月100件を算定するなどは

どう考えても正当な算定件数とは思えません。

しかし実際には

クオール薬局で特例除外の店舗が半期で4店舗に上った

というニュースもありました。

クオール薬局、おかしくないか?


さらに

特定の保険医療機関と不動産の賃貸借関係にある保険薬局

とは言わずもがな敷地内薬局のことになりますので

これらの一連の大手の動向を考えると

次回の診療報酬改定に関しては

大手調剤チェーンは調剤基本料に関してかなり厳しい評価を受けると考えます。


そしてこの様な不正を行ってしまった結果

大手調剤チェーンが受ける一番の影響は

「このような不正を行ったから厳しい評価をされても仕方ない」

という薬剤師業界も含めた雰囲気ではないでしょうか。


これらの事を考えると

大手調剤チェーンは自らの首を絞めるために

目先の報酬に目がくらんだ結果不正を行った。

それはもはや自業自得としか言えません。




話しを処方箋付け替えに戻しますと

これだけ話題になっている処方箋付け替え問題ですが

今もなお、現在進行形で不正を行っている薬局も絶対にあります。

中には悪いことと知りながら

上層部からの指示なのでそれを受け入れている管理薬剤師の方もいるでしょう。

しかし今回の件でより強固になったことは

現場の人間も責任を負わされる

という事。

よってこの様な不正を行っている薬剤師の方は

自分の身を守るためにさっさと転職する事をおすすめします。


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ノルレボのBTCには反対。そもそもBTCとは?



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ノルレボ(緊急避妊薬)のスイッチ化が不可とされ

その後様々な意見が飛び交いました。

「OTC化のリスク」と「OTC化しないデメリット」

の意見はどちらも正論であり

この議論に絶対の正解はありません。

ただ両者の意見を見ても

やはり個人的にはOTC化に賛成です。

再度重複する意見を書くのもあれなので

詳しくはこちらを読んでください。

ノルレボ(緊急避妊薬)の市販化不可は誰のため?


そして賛成・反対意見の折中案として

「BTCにすべき」

という意見もありました。

そもそもBTCとは

Behind the Counter 。BPC(Behind the pharmacy Counter)とも米国で呼ばれる. 薬剤師が直接管理できるカウンターに置かれ、販売には薬剤師のコンサルティングが要求される医薬品をいう

薬学用語解説より

ざっくりしたイメージとしては

OTC薬(要指導医薬品)と処方箋医薬品の中間で

若干処方箋医薬品よりといった感じでしょうか。


確かにこれならば薬剤師の対面での関与も可能で

OTC化のデメリットも防げそうです。

でも思うんです。

仮にBTC薬となり薬局での販売を許可したとして

果たしていくつの薬局がノルレボを在庫として配置するのでしょうか。



薬局の数は現在5.8万件ですが

これら全てにノルレボが配置されるとすれば

アクセス良好、OTC化の必要性もないでしょう。

しかし個人的には

ほとんどの薬局は在庫しないのではないかと考えます。



ノルレボの納入価がいくらか知りませんが

あすか製薬の希望小売価格は1回分で1万円程度ということらしいです。
あすか製薬の緊急避妊薬ノルレボ 希望小売価格は1万円程度



かなりの高額な薬です。

おまけに売れるか分からない薬です。

そしてこれを在庫する・しないは経営者の判断です。








現在の薬局においても

OTCですら十分に配置してある薬局は少数派。

販売権があったとしてもです。

今でこそ排卵検査薬(妊娠検査薬ではありません)は

ドラッグストアで購入できるようになりましたが

以前は薬剤師のいる薬局でしか認められていませんでした。

そして実際に薬局に排卵検査薬を常備販売する店舗は少なく

結果海外製の排卵検査薬の購入を求める人が後をたちませんでした。

そもそも薬局で購入できることを知らない人も大勢いたことでしょう。

ほとんどの薬局に置いてないため当然です。



では果たしてその状況において

高価かつ売れないかもしれないノルレボをBTC化しても

意味があるのでしょうか。



結果身近な薬局に置いてないとなると

せっかく「望んでない妊娠」を避ける可能性が格段に広がるかもしれないのに

その芽を摘むのはまさに薬局

ということにはなりませんかね。


薬局の良心にまかせて

「OTC化するより適切である」とトータルで考えて胸を張って言う事は

個人的には残念ながら難しいと感じます。



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