誰だ「QOLサポートクオール薬局京王八王子店」なんて名前にしたのは!!



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クオールは6月13日、店舗で行った体重や血圧、血液検査などのデータも一元的に管理できる富士通が構築した健康情報情報管理基盤を、東京・八王子の店舗に導入し、「健康サポート薬局」を目指すモデルとして17日から運用を始めると発表した。健康管理に必要な検査データを、服薬状況と組み合わせて、服薬指導に活かしたり、生活指導や医師への受診を促したりする。モデル店舗での検証結果をもとに全店舗での展開を進める方針だ。
クオールと富士通 検査データを管理するシステム導入 「健康サポート薬局」のモデル運用で


クオール薬局が健康サポート薬局のモデルとして

八王子の店舗に富士通と連携して

「健康情報管理基盤」となるものを導入したみたいなんですが

いまいちピンと来ないんですよねえ。



しかしある意味効果はありそうです。


クオール薬局




要するに

「服薬情報以外の健康状態も経時的に管理するよ~」

という事だと思うんですけど

結局病院を受診している人は

病院でより細かい情報と共に管理されているわけで

何か薬局独自の付加価値を付ける必要があるでしょう。


メインとしてはやはり

まだ病気になっていない人への健康への意識を高めてもらう

まさに「健康サポート」的な意味合いがあります。

薬歴以外で処方箋を持っていない層の情報も管理できるのが

一番の強みでしょう。


また、将来的にはスマホ経由で運動量や食事情報なども

管理基盤に集約するみたいで

優しいライザップみたいで少し気が引けますが

精度の高さによっては面白そうです。




それにしても

こうやって富士通もプレスリリースを行い

クオール薬局としても大々的に健康フェアを行う。


すると薬を飲んでいない層からも情報が得られますし

健康サポート薬局としての大義も果たせる。

そう考えるとお金と労力を使う意味があり

ピンとこなかった健康情報管理基盤も色々役に立ちそうです。



クオール薬局に限らず

健康サポートという意味での一番の課題は

この健康フェア以外の際に

「どれだけ処方箋を持ってない人が入りやすい薬局になるか」

この雰囲気が変わっていく事が大切だと思います。


処方箋を持たない人でも入れる

「気軽に相談できる環境」というのは

今の薬局には厳しいと思いますので

このイメージをいかに払しょくできるかが課題となりそうです。

ただ、個人的には正直

あまり一緒くたにすべきではないとも思いますけどね。


やはりその辺はドラッグストアに利があると思います。



と、せっかく良いニュースだったんですが

「まあそうだよね」と思わされる次の1文。


「他店舗にも展開し、利用者の共通した情報がどの店舗でも閲覧できる仕組みづくりに取り組む」

という事で

何だか良かれと思って言っている様にも受け取れますが

結局ただの「囲い込み宣言」をしているわけです。


ただ、すでにかかりつけ薬剤師の同意で

バチバチに囲い込みが始まってますからね。


健康サポート薬局も

ある種囲い込みの手段としてうまく利用されていくのでしょう。



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「健康サポート薬局」にアレルギーがある人は読んでください。



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健康サポート薬局薬局



先月日本薬剤師の定時総会にて


健康サポート薬局はどのくらいの届け出が望ましいか?


という質問に対して

薬剤師会副会長の森昌平副会長は

「地域包括ケアシステムの中で

住民のために1~2薬局はあってほしい」とし


「1万4000~5000軒が当面の目標」


と述べたみたいです。


ざっくり今の薬局件数から見ると

大体4分の1は健康サポート薬局の届け出があって欲しいという事になります。


そもそも健康サポート薬局は

医薬分業のメリットを引き出すと言うのが

大まかな目標であるわけですが

健康サポート薬局だけが患者さんのためになる薬局かと言われれば

必要条件ではあるが十分条件ではないと思いますし

医療専門サイト「m3.com」による2015年の調査によると

「日本の医療の問題点は?」という質問に患者さんは


「診察の待ち時間が長い」


というのが過半数を占めているみたいです。


それが良い悪いは別として

患者さんのメリットはそこに収束したりする場合もあります。


まあそれが行き過ぎてしまうと院外処方全面禁止などという

ケースにもなりかねませんが。




ただはっきり言いたいのが

健康サポート薬局の目標数なんて何の意味もない

という事です。


日薬の目標値がいくらであろうが

患者さんが健康サポート薬局よりも待ち時間を重視しようが

将来的な薬局の評価と言うものは

健康サポート薬局に大分寄せてくると思います。


「薬剤師会様が言うなら健康サポート薬局は1万5000件までだ!」

なんてなるはずもなく

むしろ

ただ調剤して服薬指導だけでは十分な薬局とみなされない時代になるでしょう。





しかし思うんです。

全部が全部健康サポート薬局のようになる必要性は全くなく

無理に背伸びする必要はないと思います。



というのも薬局はホントに千差万別。

個人もあればチェーンもあり

門前もあれば面分業の薬局もある。

薬剤師が1人しかいない薬局もあれば

全員で10人近くいる薬局もある。


そんな状況で

健康サポート薬局=薬局のあるべき姿

というのは

ある意味理想ではあるかもしれませんが

それが分業黎明期ならばともかく

大分成熟してきた今、そんな簡単な話しではないと思います。




もちろん健康サポート薬局自体は理想的な面も多いです。


特に地域連携の強化は必要だと思います。

ただ同じ方向性を向く事は大変いい事だと思いますが

全国5万7000件ある薬局全部が

同じ方向を向いて、同じ速さで同じ距離を走り続けるのは

少し無理があります。


もちろんそれは薬局だけでなく

病院経営などにおいてもそうであり

「甘え」と言われればそれまでで

「杞憂」と言われればそれで構いません。


しかし、厚労省の薬局再編の方針

及び分業の是非が毎回問われる昨今において

「健康サポート薬局は一部の薬局だけが頑張ればいい」

と果たして落ち着くでしょうか。


おそらくそうはならず、そこに大きなエサをぶら下げて

それに薬局が無理して邁進する姿が想像できます。


気付けば「健康サポート薬局を目指す」と言うか

「目指さざる得ない」という状況。


ただそれでもやっていける薬局ならばまだいいです。

「うちは大きな利益はないけど従業員に給料はしっかり出せて家族も養えるよ」

という程度ならばいいですが

果たしてどれだけの薬局が残れるのかわかりません。


ゆえにM&Aが薬局でも急速に進み

ある程度大手の寡占状態になっていく事が予想される理由の1つにもなるでしょう。



個人的には薬局として当たり前の業務を行った上で

体力もマンパワーもある薬局が健康サポート薬局のようなことを

率先して行い少し評価を高くしてもらう。


そうではない薬局は身の丈に合った範囲で

粛々と仕事をこなす形が健全だと思うんです。

そしてできる範囲で健康サポート薬局に準ずることをやればいいんです。


まあそれはきれいごとですけどね。

ただ明らかに容量オーバーな事を要求されると

「患者さんのため」なのか「薬局経営のため」なのか

自分の中で落としどころが付かず

特に給料も上がらないのに後者を優先された場合なんかは

怒り心頭です。




まあ自分にあれこれ言う力はなく

せいぜい新設される薬学部をディスるぐらいで精いっぱいです。


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日本調剤は健康サポート薬局の研修機関にふさわしくない



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依然として度々話題になる敷地内薬局ですが

大阪府薬剤師会が大阪府立の病院機構大阪国際がんセンターが行った誘致に対して

反対の立場を表明しました。

大阪国際がんセンターが敷地内に薬局誘致  大阪府薬は反対、藤垣会長「薬局の独立性は分業の神髄」


東京や大阪などの都市部は各薬剤師会が敷地内薬局に対して

明確に反対の意を示していますが

「薬剤師会が敷地内薬局に反対」というニュース自体

本来ならば至極当然な話でむしろ恥ずべき事ですらあると思いますが

現実はそれでも敷地内薬局に手を挙げる薬局が後を絶たないのが現実。


一方でこれからの薬局の在り方のモデルと言ってもいいのが健康サポート薬局です。


そもそも「健康サポート薬局とは何か」と

明確に言える人は実はそこまで多くないと思います。

一応、薬事関係法規上には

かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能に加え、国民による主体的な健康の保持増進を積極的に支援する(健康サポート)機能を備えた薬局

と漠然としてあまりピンと来ませんが規定されています。

そして健康サポート薬局は当然かかりつけ薬剤師を推進しています。

個人的にはこの健康サポート薬局のあるべき姿に特に不満はありません。
(かかりつけ薬剤師云々はひとまず置いておきます)


ただ敷地内薬局と健康サポート薬局の2つを改めて考えてみると

やはりすごく違和感を感じる事があります。それは

日本調剤を健康サポート薬局の研修機関に認定した事です。



確かに日本調剤程の規模になれば適切な研修機関としての役割を果たす事は可能でしょう。

上場企業である立場からも社会的な信用も高いです。


しかし健康サポート薬局とは対極にある敷地内薬局に関してNOと意思表示すべき中で

自ら敷地内の誘致に名乗りを挙げ

そして一方では地域薬局のモデルとしての健康サポート薬局の研修機関の立場を担う。

全く日本調剤が目指しているビジョンが見えません。
(1つだけ明確に見えるものがありますが)


確かに健康サポート薬局である事、もしくは研修機関である事と

敷地内に薬局を持つことは別次元の話しかもしれませんが

そこの身の置き方がもはや何でもアリな所が

クオリティオブ日調たる所以だと思います。




個人的には日本中の薬局全てが健康サポート薬局になる必要はないと思いますが

健康サポート薬局の数が増える事自体は良い事だと思います。

また必然的に日本調剤の健康サポート薬局は増えてくるでしょう。

「患者のための薬局ビジョン」として勝手な解釈をすると

敷地内薬局でも健康サポート薬局でも

ある意味両輪でもアリなのかもしれませんが

少なくとも

「企業全体として地域医療に貢献してます!!」

と言うワードは不適切だと思います。



ちなみに健康サポート薬局の理念やあるべき姿については

「健康サポート薬局のあり方について」という報告書に記されているんですが
健康サポート薬局のあり方について

地域の薬局の中で、健康サポートのリーダーシップを発揮するよう、 地域の薬剤師会等を通じて、自局の取組を発信したり、必要に応じて、地域の薬局の取組を支援すること


と記されています。

敷地内薬局で運営し

地域の処方箋を独占し

全国の薬局からヒンシュクをかう。



100歩譲って

「それでも自分達はやりたいようにやる」というスタンスならばそれでいいです。


しかしなぜわざわざ健康サポート薬局の研修機関の認定を与えるのか意味が分かりません。



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