薬剤師の飽和はだれが監視するのか

日本病院会(日病)の堺常雄会長は25日の定例記者会見で、いわゆる「医師の計画配置」について、「いろんな意見が出ているので、それを踏まえて、最終的に日病として報告をまとめたい」と述べた。日病では今後、勤務医不足の解決策の一つとして、内部で話し合いを進めるとしている。
勤務医不足解消で「計画配置」を検討へ- 日病・堺会長、医籍活用の提言も


医師の偏在を何とかして解消しようとする動き

本来は薬剤師会も見習うべきなんですけどね。



日本病院会の堺会長は



「必要医師数というものを各構想区域の中で明示してほしい。診療科ごとなのか、地域全体になるのか分からないが、それをやってほしい」


20160425-17.jpg




となんだかムチャぶりな気もしますが

とりあえず早急な動きが必要というのはひしひしと伝わります。


そして


理学療法士と作業療法士については今後のニーズ増加が予想される一方、近年の養成数が大幅に増加しているほか、質の低下も指摘されている。分科会では、5回の会合を経て、年内に報告書を取りまとめる。
PT、OTの将来需給検討で初会合

養成数が増えている事が問題となっている

理学療法士・作業療法士も

将来の需要を検討する会合が厚労省で開かれました。


ではなぜ薬剤師は適切な偏在の対策も打たず

将来の需要を考慮しての適切な薬科大の定員などを調整しないのでしょうか。


それはきっと

薬学部は人気があるから(今は需要があるから)

薬学部を作れば学生を集めることが簡単であり

薬剤師会も薬剤師が増えれば会員数も増えてウィンウィン

という考えがあるのではないでしょうか。


確かに国公立の薬学部は将来的にも人気な学部でしょう。

これが衰える事はないと思います。

よって昨今の国公立の薬学部新設は大学からすれば

支援したいと思うのは自然なことだと思うんですが

一方では将来の需要を監視する側も当然必要なはず。



ちなみに上の厚労省か開いたPT・OTの検討会には

他の医療従事者として

医師・看護師も将来の需要検討が行われました。

薬剤師だけ蚊帳の外です。


少なくとも厚労省は薬局の再構築には前向きですが

薬剤師の数的な問題にはあまり関与しないみたいです。


それならば薬剤師会が

将来を見越して、いや最悪今の偏在を解消するためだけでも

もう少し違う動きをするべきです。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク


follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

地方で薬剤師を確保する3つの方法プラス1



chihou_011.png






先ほどは地方の薬剤師を確保する方法について

1ミリも触れる事がなかったので

今回はまじめに考えてみたいと思います。





まず1つめですが

超短期採用を売りにするです。


よく求人サイトなどでは

「1年での短期でも可」などと書いてある求人もありますが

実際1年って結構長いですよね。

しかも短期でも薬剤師が足りないような所であれば

「実際はブラックなところで、1年間でも相当大変なのでは」

などと考えてしまいます。

しかし1~3か月など超短期の募集ならば

「おためし」で来てくれる可能性が少しだけ上がります。

あとはその会社次第。

続けて働いてもらうように努力しましょう。

もちろん「強制的に辞めさせない」というのはナシで。


2つめは

実際に地方に足を運んでもらう事です。

よく会社説明会などで豪華な食事を食べさせる所もあるでしょう。

「うちに来てくれれば楽しい社会人生活が待っていますよ」

などと謳っている所も多いでしょう。

しかし学生などからすれば

「晩御飯浮いてラッキー」に毛が生えた程度しか思ってません。


だってその程度の待遇はどこでもしてもらえるから。

学生の方も感覚が麻痺してきて

いい待遇をしてもらえて当たり前になってしまっています。

そこで差別化をはかるのは難しい。

それに今はネットで求人を探す時代です。

いくら給料面や有休消化実績などが良くても

周りにはライバルが湯水の如く出てきます。

しかも縁もゆかりもない地方に就職するとなると

表示されている情報だけに身をゆだねる事に不安を持ちます。

そこで実際に現地に足を運んでもらい

そこでの生活の良い所だけをアピールして

「ここでの生活もありかも」と思ってもらう必要があります。

それに地方に足を運ぶのは一種の旅行ですから

旅の道中仲良くなる事も可能です。



最後に3つめ。

これが実は一番大切だったりするのですが

今の職員に辞めてもらわない事です。

かかりつけ薬剤師だったり在宅医療だったり

セルフメディケーションだったり

今の薬剤師に求められる事は多く

しかもそれが売り上げに直結しているため

現場の薬剤師には少しでも頑張ってもらいたいというのは必然です。

ただ、それが行き過ぎてしまった場合

ただでさえの売り手市場の薬剤師業界。

よそに転職してしまう可能性も存分にありえます。

職員が一人減れば補充する事は大変で

他の職員に負担が分散され負のスパイラルに陥る可能性もあります。

という事で現場の薬剤師に

利益のための適度な負担はあっても

無理を強いる事を意識的にさせないようにすべきです。




という事で地方の薬剤師不足の解消のために書いてきましたが

最後に一つ。


毎回の事で恐縮ですが

人事担当をめっちゃイケメンと可愛い子にすれば

とりあえず会社説明会ブースで聞く人が多少増える・・・と思います。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク


follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

地方の薬剤師不足

県内に薬学部がなく、人口当たりの薬剤師数が全国で一番少ない-。沖縄県は、薬剤師不足に悩まされてきた。
 キャリアブレインでは昨年に引き続き、沖縄で働いてみたいと思う薬剤師(薬学部5年生以上を含む)を募集した。15人が参加し、3月初旬から2泊3日で現地の薬局・病院関係者と交流した。


沖縄が気になる薬剤師さん、一度来ませんか- キャリアブレインが現地ツアー、既に内定も




薬剤師は不足と言われたり

過剰時代に突入していると言われたり

多方面からの見方で色々言われていますが

地方では薬剤師が足りない現場も多いでしょう。


特に沖縄に関しては地方と言っても特殊で

更に薬学部もないため薬剤師が不足している現状にあるのでしょう。


しかし

医師・看護師・介護士が不足する事で起きる問題と比べたら

薬剤師不足というのは深刻的な問題にはならなく

疲弊していくのは現場の薬剤師で

それが負の連鎖にならない事を祈るばかりです。



そこで

薬剤師不足を解消する参考のため

医師の方はどうやって医師不足を解消しようとしているのだろうと思い

ネットで探していたんですが

ヤフー知恵袋にも

やはり同じような疑問を持った人もいるみたいで質問がありました。





医師不足の解決策は何ですか?





isi.png







                ベストアンサーは
                 







2.png











そういえば琉球大学に薬学部の設立を検討しているという話はどうなったんですかね。



Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク


follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加
プロフィール

black black

Author:black black
薬局・病院・医療業界など薬剤師を取り巻く業界の最新ニュースをお届けします。

最新記事
ネット検索ならベスト
時給4000円以上ならココ
急募情報に特化
RSSリンクの表示