果たして後発品メーカーは生き残れるのか??


ジェネリック



厚生労働省医政局経済課の大西友弘課長は、本紙の日本ジェネリック製薬協会との対談で、政府の「経済財政運営と改革の基本方針2015」(骨太の方針)で示された“後発品の数量シェア80%”に言及
大西経済課長、後発品80%で「登る山が変わった」‐企業は質的変化への転換を 厚生労働省医政局経済課


後発品のシェアを80%に掲げるまでは良かったんですが

後発品の需要増加に伴い

他社の後発品メーカーとの競争に加えて

先発品メーカーも参戦。

後発品シェア80%を達成した先は決して明るくない未来。

もはや後発品メーカーに吹いていた追い風は消えてしまうのでしょうか。




大西課長は

「これまでは近所の山を登れと言われ、トライしていたが、その途中で急に富士山に登ることになってしまったようなもの」


と言っていますが

これって目標のハードルが上がったという事よりも

近所の山はたくさんありますが、富士山は1つしかないため

それだけ競争が激化して登れない人も出てくる

というイメージを勝手に抱いています。



必ずしも後発品メーカー同士が統合しなければならないということではなく「各社が個性を発揮できれば、市場内での共存は可能ではないか」


とも言っていますが厳しいでしょう。


と言うのも後発品メーカーって今までも

ただ先発品と同じ成分で薬を作ってきただけではありませんよね?


先発品からシェアを勝ち取るため

他の後発品メーカーからシェアを勝ち取るため

いろんな剤形や味の薬を出したり質的な改善を目指したり

先発品メーカーと合併したり子会社化したり

すでにそれなりの個性を出していると思うんです。


それに、正直もうネタ切れのメーカーもありますよね。味に関してとか。





今後のレッドオーシャンを考えた場合に

やはりオンリーワンの個性だったとしても、それを維持する事は難しい。



将来的には

一部の中小の後発品メーカーは

大手後発品メーカーか先発品メーカーとくっつき

そしてその他の中小の後発品メーカーは自然淘汰されるでしょう。




しかしこんな既定路線の予測をして

それを裏切るような大きな革新的な何かが起こるような気もしないでもないんですよね。



後発品メーカーが色んな種類の薬を開発してくれるおかげで

国も患者さんも助かっている状況です。

「後発品の普及に薬局はもっと評価されるべき」

という意見もありますが、後発品の普及に貢献したのは

後発品メーカーの個性的な薬というのも決して忘れてはいけません。



ぜひ何か生き残りをかけて

いい意味で奇をてらった薬を生み出して欲しいと思います。



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楽に草で「薬」的なアレ

社会保障費、医療費の増大は、先進国共通の課題です。特に超高齢社会を迎えた日本では、深刻な問題です。日本の薬剤費は8兆円を超えています。
先進国では、薬剤費の抑制の対策としてジェネリック医薬品の使用を推進しています。

《ジェネリック医薬品:3》 患者にも、医療費にも優しく





なんてことないジェネリックに関するテーマなんですが

気になった点が2つあったので。。。






ジェネリック医薬品の利用で節減された分の医療費は、革新的な新薬の開発のための費用に充てることが可能となり、間接的に新薬の開発促進を後押しすることにつながると期待されます



ジェネリックの使用により削減された薬剤費以上に

国の医療費が右肩上がりの現状で


節減された分の医療費は、革新的な新薬の開発のための費用に充てることが可能?



ちょっと待ってちょっと待っておにいさんですよ(古い)。

製薬会社は国営企業ですかと。

仮にそうだとしてもお金の使い方間違ってます。





あともう一点。




特許(patent)に愛(i)を加えると、患者(patient)という英語になります。私は、ジェネリック医薬品は、患者に優しい医薬品であると思っています





特許に愛を加えて患者になったら問題でしょうよ。

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需要が増える事は良い事ばかりではない

後発品のシェアを20年度末には80%まで持ってくる事を目標にしています。

後発品メーカーからすれば嬉しい話のはずですが

その分問題な面もあるみたいです。


日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)の吉田逸郎会長は「安定供給の観点から非常に厳しい目標」との認識を示し、GE薬メーカーの参入時に先発品の全規格を揃える“規格揃え”に言及。「各社が揃って生産した医薬品が使われずに倉庫に保管、廃棄されている実態もあり、こうした無駄もなくしていかないといけない」と柔軟な運用を求めた。その上で、「多品種のGE薬を安定供給していかなければならない中、簡単に増産体制を整えることはできず、目標達成には時間的な猶予が必要」と改めて強調した。

GE薬協・吉田会長、全規格揃え「柔軟運用を」‐安定供給へ多品種生産も課題


ざっくり言えば

今はジェネリックの需要が伸びる一方で

品目数が多過ぎる事がネックとなり

しかも安定供給を意識するあまり

過剰に生産する必要性がある状態で

今後のジェネリックのシェア目標から言ってこの状態は過酷になります。

メーカー全体でなんとかしましょうという話し。




そしてその中で吉田氏が私案として

「全てのGE薬メーカーが同じ品目、規格を揃えて生産するので はなく、もっと効率的なやり方で安定供給に対応できるような仕組みや制度を考える必要があるのではないか」

という発言をなされてます。


確かに新規のジェネリック医薬品が発売されるとして

もし先発品と同じ規格をカバーしてない場合

それを先発品メーカーに付け入れられシェアを奪えない可能性も出てくるため

品目と規格は揃える事は必至。

たとえ売れなくても全メーカー全規格

揃えて準備する必要が出てきます。

そしてそれが負の連鎖のひとつの要因にもなります。



もっと効率的なやり方で安定供給に対応できるような仕組みや制度


吉田氏が言うこれが具体的にどのような事を指すのか分かりませんが


一番効率が良いのが

メーカーの数を減らす

に尽きると思います。

吉田氏は口が裂けても言えないでしょうけど。




と言うのも

これだけ多くあるジェネリックメーカー。

バイオシミラーならともかく

代わりがきくメーカーが山ほどあります。

その中で供給が不安定になったり

規格が揃ってなかったりした場合に

果たしてそのメーカーを使い続ける必要性があるのか。





供給過多のために行う設備投資が

逆にどれだけ首を絞める事になるか不明ですが

今後のジェネリックシェアを考えても

ついていけるメーカーは自然と絞られてしまうと思うのです。

するとついていけないメーカーは統合されるかなくなるか。

自然と体力のあるメーカーに絞られていくのではないかと思います。








という事でここ5年間のうちにメーカーの統合は進み



アムロジピン5mg「○○」は

アムロジピン5mg「△△」

に変更になりました。


系の情報が飛び交う事になるでしょう。


しかしそこで困るのが患者さん。

メーカー別の効果のほどはさて置き

外観ががらっと変われば違う薬と思いかねませんし

それだけでフラセボ効果が出るかもしれません。




ということで全国のジェネリックメーカーさん。





特に小規模のメーカーさん。




将来を見据えて

新規のジェネリックは外観を先発品もしくは

大手ジェネリックメーカーに限りなく似た形のものを販売してください。

後はこちらでなんとかしておきますから。


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