認定薬剤師の種類を減らすなんてとんでもない



にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
   


コーヒー豆



特定領域の知識・技能を習得した薬剤師を認定する「認定薬剤師制度」が28団体35種類に及ぶことが、本紙の調べで明らかになった。薬剤師が取得できる認定制度を全て含めたもの。専門領域に精通している経験豊富な薬剤師を認定する「専門薬剤師制度」は6団体10種類に上ったが、認定薬剤師の多さが際立った。
乱立する認定薬剤師制度‐増える学会、専門含め45種類に





整理と集約化に向けた対応が必要との事ですが


認定薬剤師を整理・集約するなんてとんでもない話しです。

せっかく手に入れた利権なんですよ。

やっとの思いで手に入れた貯金箱を手放す必要性がどこにあるのでしょうか。


薬剤師の先生方はしっかり知識を積む事ができ

認定薬剤師になる。

その代わりにお金をいただく。

まさにウィンウィンの関係ですよね。

中にはどうもシールコレクターがいるみたいで

シールを集める事が目的の人も多いんですよ。

ポケモンGOと一緒です。


ただポケモンGOと違うのは課金が必須で無料プレイできません。

しっかりお金を払ってください。



昨今のかかりつけ薬剤師を受けて

今後認定薬剤師の必要性がさらに見直されるかもしれませんからね。

窓口は多い方が薬剤師の先生方も助かりますよ。


それに遠方の方もしっかり学ぶ事が出来るように

インターネット研修という形で

クリック1つで研修を受ける事もできるんです。

フリックしてモンスターボールを投げるより簡単ですよね。


それにこれなら都市部も僻地も関係なく同じように学ぶ事ができます。

しかも携帯を見ながら漫画を読みながらでも

シールがもらえるという画期的な機能。


時間がない現代社会です。

しっかりクリックをできる体制を整えて

時間を有効活用しましょう。


そうは言ってもインターネット研修は心配な人も多いですよね。

ただ安心してください。

インターネット研修を行っているのは

公益財団法人日本薬剤師研修センターです。

理事にはなんとあの

日本薬剤師会会長の山本信夫大先生までいらっしゃいます。

これがいい加減な研修であるはずないでしょう。


しかも「たまたま」かかりつけ薬剤師に必要な認定薬剤師になれる研修です。

いやー、選んでよかった日本薬剤師研修センター。



何のための認定か分からないものが多いのでは?


よく認定薬剤師の種類が多いと言われますが

今や薬剤師の職能は多岐にわたります。

多少似た様な認定薬剤師があったり

統一しても良いような認定薬剤師があるのも

時代の流れに沿って言えば自然な事かもしれません。


例えばコーヒー専門店のお店を想像してください。

スタバやドトールではなく豆を専門に販売しているお店です。


専門店では同じコーヒーの豆なのに

多くの豆の種類が存在しているでしょう。


それはコーヒーひとつとっても豆の個性があるから。

味が個々の豆の種類やひき方によって変わってくるのです。

そしてそれは認定薬剤師においても同義。

認定ひとつひとつにコーヒー同様深みがあるんです。

ですから細かい事は気にしないようにしましょう。



質の確保は急務です

ただそんなに多くの認定薬剤師があると

認定において玉石混交だと言う批判があります。

しかしよく考えてみてください。

きっと認定薬剤師を受ける薬剤師の方は

学ぶ姿勢や意識がものすごく高い方達です。

それだけ高い意識の元、研修を受けるのであれば

多少質の悪いものでも

もともとの素材が良いのですから大した問題になりません。

大切な事は何を学ぶかではありません。

その過程を大切にしてください。



もし認定薬剤師が整理・集約化されたらどうします?


実際はとても困る話しですね。

薬剤師の方には広く学んでほしいので。


もちろんお金の問題もあります。

ポストも大事です。


ただ実はそこまで不安ではないんですよ。

だっていつも問題視されていますが


一向に実現できたためしがありませんからね。



これからも増えていくと思います。

皆さん認定薬剤師を目指して立派な薬剤師になりましょう。








以上はフィクションです。

スポンサーサイト

スポンサードリンク

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...



【お口直しに他の素晴らしい薬剤師ブロガーさんの記事も読んでいってください】 にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
         




follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

東京女子医大病院の事故。医師の主張に全く納得がいかない。



にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
   


ラミクタール



東京女子医科大病院(東京都新宿区)で2014年、脳腫瘍(しゅよう)の女性が添付文書に記載された量を大幅に上回る抗てんかん薬を投与され、副作用で死亡していたことが遺族への取材でわかった。

<東京女子医大病院>薬16倍投与、女性死亡…14年



ラミクタールを別の薬と併用する際の投与量は

最初の2週間が1日おきに25mgなのに

今回、初回から200mgを投与して中毒性表皮壊死症(TEN)の症状が出て

治療を受けた女性が後日亡くなってしまったというニュースです。



この処方は院外処方で

薬局は過量と思い疑義照会を行ったが

「そのままで」

という指示をもらったそうです。


そして亡くなった女性の旦那さんも

「効果が不十分かもしれないので、上限量で始める」

という医師からの説明を受けている事から

おそらく医師は用量を間違えたという事はなさそうです。


そして問題となっているのが

副作用の説明があったか否か。

これに医師側は


「事前に副作用の説明を行った」
「量が多いことで(TEN発症の)可能性が増すことは確かだが、体質の問題の方が大きい」


と話し

遺族側は

「副作用の説明は全くなかった」
「死ぬような危険性がある処方をやってくれと言うはずがない」



と一見対立している意見に見えます。

しかし、これこそまさに昨今の週刊現代が報じている

「副作用をどこまで伝えるか」と似ている問題だと思います。

そして副作用に対する意識の差が生んだ最悪の結果です。

(もし医師が全く副作用に触れていなければ話は別ですが)



あくまでこれは推測ですが

医師側もおそらく診察時に

処方はラミクタール(200mg)でいくと決めていた事でしょう。

それを

「死ぬ危険性がありますがそれでも薬を使用しますか?」

という聞き方はしないと思いますし

副作用に関する説明があったとしても

「皮膚の副作用が出る事があるので注意してください」

程度のやり取りに収まっていたのではないでしょうか。

遺族側も

「まさか死に至るような薬は処方されないだろう」

という意識があったと思います。



ただこれが医師側からすると

「副作用の説明は行った」

となり遺族側は

「そんな説明は受けていない」

という意識の違いを生んでいるのではないでしょうか。





ニュースではほぼ蚊帳の外で

あまり細かく触れているものがありませんでしたが

気になるのは実際に疑義照会を行った薬局。


そのまま過量での指示をもらったわけですが

それを踏まえた上でどのような服薬指導を行ったのでしょう。

そしてそもそもどのような疑義を行ったのでしょうか。


今回のニュースは医師側に焦点が当たり過ぎて

そこらへんもかなり重要な所だと思うんですが報じられていないので

知る由がありません。



話しを戻しますが

今回のケースは週刊現代の

「副作用を知らせていなかった」

と似てはいますが

実際はかなり次元が違う話しであるとも思います。



そもそも警告に記載された内容で

しかもそれを破っての過量投与なわけですから

医師側がいくら「副作用の説明は行った」と主張しても

「説明を受けた・受けてない」の水掛け論になる事自体おかしな話しであり

相当丁寧にリスクを説明する義務は100%医師側にあったと思います。


もし仮に、医師側が実際は懇切丁寧な副作用の説明を行い

受診勧奨の目安まできちんと話していたとして

その上で起きた事故であったとしても

「量の問題ではなく体質の問題」と切り捨てられた遺族の気持ちを考えたら

納得なんかできるはずがありません。




もし万が一、過量投与を行っても

中毒性表皮壊死症にならなかった可能性もあります。

中毒性表皮壊死症になっても手遅れにはならない可能性もあったでしょう。

しかしそれでもリスクを承知でラミクタールを上限から使用した

その結果亡くなってしまった事はそれ以上でも以下もありません。




リスクを承知で不適当な処方を行って

その結果人が亡くなってしまっているんです。

しかもそのリスクは回避できたものと言っていいでしょう。


これを医師側の過失と言わずに一体だれが納得するのでしょうか。

スポンサードリンク

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...



【お口直しに他の素晴らしい薬剤師ブロガーさんの記事も読んでいってください】 にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
         




follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

敷地内薬局はほどほどに。特に大手チェーンよ。



にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
   


滋賀医大



滋賀医科大学は、附属病院の敷地内に2軒の薬局を誘致する。公道に面した患者用駐車場の土地の一角を事業者に有償で貸し出し、そこに事業者が自己資金で3階建ての施設を建設。複数業者の選考を経て今月、日本調剤、フロンティアの2薬局の入居を計画に盛り込んだ事業者を優先交渉権者に決めた。
病院敷地内に薬局を誘致


今年10月から規制緩和される敷地内薬局。

決して称賛すべきものではありませんが

今回の滋賀医大のケースにおいて

日本調剤・フロンティアは大分リスクも取ったと思います。


日調はさて置きフロンティアはあまり聞いた事がなかったので

軽くググってみました。

どうやらフロンティアは保険調剤薬局以外にも

看護・介護事業や衛生用品、福祉用具の販売などを手掛けている

売上高478億円(2015年6月期)

社員数2200人の会社みたいです。



話しを戻しますが

将来的な門前薬局に対する評価は下がる(点数は下がる)事や

そもそもの薬局自体の点数が下がる事。

そして絶対ないとは言い切れない院外処方中止

今回かかる費用。

それらのリスクを背負ってもこの敷地内薬局の建設を決めた

この2つの薬局はやはり体力がケタ違いです。



ただ今回の滋賀医大は結構特殊なケース。


そもそも立地的に滋賀県の会営薬局しか近くになく

それでも数百メートル離れており

会営薬局は医大の処方の20%しか受けていない点。

つまりすでに自然と面分業が根付いている地域だという事です。



だからこそ日頃から患者さんからの信頼があれば

敷地内薬局の二人勝ち

なんて事にはならないでしょう。


「新規外来患者が敷地内薬局に集中するのは必至」
「会営薬局の収入も低下すると見られ、滋賀県薬にとっては大きな痛手になりそう」


という見解を吹き飛ばしていただきたいものです。


それに、昨年度末から「立地から人へ」と叫ばれ

かかりつけ薬局を推進する薬剤師会としても

立地では敵いませんが

人として薬局としてのビハインドは相当あるはずなので

きっと健闘してくれる事だと思います。








なんて全く思えないんですよね、やっぱり。



会営薬局を批判しているわけではありません。

ただ「立地から人へ」

と言うのは勝手にこちら側(薬局・薬剤師側)が話題にしているだけで

一般の人は知らないし、知ってもどうにもなる話しではありません。

むしろ門前薬局などの立地で点数を下げられている薬局の方が

支払いが安くて済むメリットがあります。


それを払拭しながら

いまだに立地で薬局を選ぶ人が多い中

患者さんはどのようなジャッジを下すのか。



おそらく今回の敷地内薬局は

その答えを身をもって証明せざる得ない形になるでしょう。


やはり立地には敵いません。



では立地が悪なのかと言わればそんな事はありませんし

会営薬局事態も滋賀医大からの処方箋をあてにしていたはずですからね。




ただもう一度言いますが

あくまでもこれは特殊なケースとして扱うのが一番。


いたづらに敷地内薬局が門前薬局との差別化のためにと跋扈し始めたら

そもそも院外処方を止めて院内処方へ切り替わる布石になる可能性もあるのに

自らの首を絞める事に繋がりません。



そもそもこの規制緩和は

「病院と薬局のフェンスがあれば取り外していいよ」

程度のもので良かったと思うんですが

体力のない薬局が大多数を占めるこの業界の多くが

結局体力のある薬局よって

多くがとばっちりをくらうという

なんとも理不尽な事になりかねません。


そもそも立地から人へと言いながら

当然このように時代に逆行する事は予想できたわけで

これまた厚労省のブレブレな方針が明るみになってしまったケースでしょう。



ただ、確かに一旦公道を通る必要性があるか?

と言われればメリットよりデメリットの方が感じられるのは事実であり

車いすなどの患者さんなどからしても

かなり助かる制度であるのは確かです。



まあ大手調剤が

「患者さんの利便性のために」と発言するとすれば

猛烈な違和感を感じますけどね。

スポンサードリンク

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...



【お口直しに他の素晴らしい薬剤師ブロガーさんの記事も読んでいってください】 にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
         




follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加
プロフィール

black black

Author:black black
薬局・病院・医療業界など薬剤師を取り巻く業界の最新ニュースをお届けします。

Twitter
カテゴリ
RSSリンクの表示
最新記事
来客数
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR